《低学年》生活に必要なものを、自分の手でつくる。毎月のカレンダーと時間割を手描きで。
クラス担任をはじめて2年目になりました。わたしのクラスでは教室のカレンダーを手づくりする習慣があります。
もとはといえば、1年生が1学期に習ったこと
*フォルメン線描(まっすぐの線とまあるい線)
*漢字(月火水木金土日)
*数(1〜10)
で、空き時間に何かできないかと考えたことからはじまりました。
※一般的な学校と比べて、低学年のうちは学習スピードがゆっくりです。カレンダーづくりをはじめた当初は、ひらがなもまだ習っていませんでした。
考えたというと大げさですが、担任であるわたしが個人的にバレットジャーナルにハマっているのもあり、「あっ!」とひらめいたという感じです。
一ヶ月が何日でできているか、一週間が何日でできているか。それすら、まだあやふやな彼らでしたが、「カレンダーって自分でつくれるんだ〜!」と、かなりときめいたようです。「きのう、家でもつくってみたよ」「わたしも!」とみんなから続々と報告を受けました。
《2020年度第一号目のカレンダー》
季節感に合わせて色を選んだり、絵を添えたり。誰かのお誕生日や学校行事に印を入れたり。終わった日のマスには色が塗られていったり。まるで生き物のように変化していくカレンダーです。
さて、今年は二年目だし、どう進化するのかなぁなんて思っているのですが、
新年度ということで、カレンダーづくりと一緒に「時間割表」もつくってみました!
「みんな、手伝って〜」と声をかけて、線を引いたり、字を書いたりしてもらいました。(ひらがなを習得済みなので、任せられるところも増えました♡)
線が盛大に斜めっていたところはうまく絵でごまかしたりしながら、みんなの合わせ技で、とてもかわいいものに仕上がりました。
完成したものをみて、やっぱり「自分用にもつくる!」という子が出てきました。
しかも、教室に飾ってあるのをみた上級生の子まで「いいな〜、わたしも作りたくなってきた、どうやってつくるの?」と、ささやかな時間割表ブームが巻き起こりました。
もう4月も真ん中をすぎました。そろそろ「5月のつくらない?」という声が聞こえてきそうです。
サポートしていただけたら、毛糸を買って何か編みます☆彡