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天の用事は言わないで

12月に入ってから今日まで、体調不良で一ヶ月ほど仕事を休んでいました。

いよいよ仕事に戻るというとき、憂鬱になるのかな〜と思いきや、少し楽しみな自分がいてホッとしました。

やっぱり仕事は好きだなぁ。

仕事は事前準備がなくては成り立たんので、休みの後半は、季節の詩や歌、物語を選んだり、絵を描いたりして過ごしました。

これがまた、めちゃくちゃ元気がでる!

弱っている時こそ、音楽や文学の包容力が身に染みてくるのです。

たとえばこんな詩とか。

ちいさな ゆき    まど・みちお

ちいさな ゆきが
ちらりん ひとつ
ひとさしゆびに おりてきた
ひとさしゆびの ゆびさきに
てんの つかいのように して

ちいさな ゆきが
ちらりん ひとつ
ひとさしゆびで きえちゃった
ひとさしゆびの ゆびさきで
てんの ようじは いわないで

https://nihonnogendaishi.wordpress.com/2014/10/27/chiisana-yuki/

低学年クラスの子たちと取り組む詩です。

いろんなことを経験する前の自分だったら、「冬らしくて、静かな、素敵な詩だな」くらいで終わっていましたが、今のわたしには、ほんの一冬だけお腹の中にいた、小さな命のことが思い出されます。


サポートしていただけたら、毛糸を買って何か編みます☆彡