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等身大を見つめたら、遠くまでいけるようになりました。しかもあたたかい。

バレットジャーナルが5冊目に入りました◎

バレットジャーナルとは、箇条書きをベースにしたノート術のこと。

まっさらなページにむかって、

今日やること / 今週やること / 今月やること / 今年やること

さらに、

五年以内にやること / 人生でやること

いろんなスケールで、自由に書き出しています。

それらに印をつけて《完了》《進行中》《未着手》がわかるように管理していくのですが、わたしがいちばん注目しているのは《未着手》のタスクです。

やり残しには福がある?

定期的に時間をとって、やり残したタスクとその理由を丁寧に見ていきます。

「それは本当にやりたいことですか?」と自分に聞いてみると、「実はそんなにやりたくなかった」とか「やりたいけど障害になっているものがある」とか、何かしらの発見があるからです。

気づいたことには具体的な対策をとります。いさぎよく削ぎ落とすか、やるための環境を整えるか。できなかった自分を責めるのではなくて、ただ「淡々と」対策をとっていきます。

そんな風にして軌道修正をはかり、本筋に戻っていけること。わたしにとってバレットジャーナルの恩恵はそんなところにあります◎

脱・やりたくないことでいっぱいの日々

わたしがそのような「振り返り」の時間を持つタイミングは週末と月末です。(本当は一日単位でも振り返りたいのですが、最近はサボり気味。)できなかったことだけだと楽しくないので、うまくいったこととその理由も一緒にみています。祝福タイム!

こうやって書くと「無理〜」「そんなにまめなことできない!」と感じる人もいるでしょうか。たしかに、自分と向き合うのには丁寧さと根気がいりますね。わたしも本当にしんどいときは全然ノートが開けなくなります。

だけど、長い目で見るとやりたくないことだらけの人生になってしまうほうが辛いです。

わたしの場合、やりたくないことでもつい引き受けてしまったり、不安から余計なものに手を出してしまうという傾向があるので。

そういうものでいっぱいになりすぎると、極端ですが、もうどこにもいけないような、死ぬしかないという発想になってしまうことがたまにあります。ありがたいことに、いつまでもくよくよ悩める才能を持っているのです!ははは。

というわけで、こうやって「淡々と」振り返る時間でも持たないと、やってられないところがあるんですね。いや、やらないでも生きていけるけど、やったほうがすっきり・気持ちよく生きていけるという感じです。

歯を磨いたり、部屋を片付けたり、草むしりしたりするのに似ています。自分をごきげんにする方法はいろいろあると思いますが、いまのところ、わたしにはこれがぴったりです。

二年間つづけてみて感じる変化

二年近くこの「振り返り」をつづけてみて感じるのは、自分に対するやさしさ計画に対するしなやかさが持てるようになったということ。

バレットジャーナルは容赦なく自分の等身大を教えてくれるので、結果として、自分に過度な要求をしなくなります。

できなかったorうまくいった要因を丁寧に見ていくと、自分でなんとかする部分と委ねるしかない部分のあることがよ〜〜〜くわかります。いろんなことが、自力とおかげさまとで成り立っていると実感できるんですね。

そうすると、

人生って波があって当たり前なんだな〜

だって体調が悪くなることもあるし、思いがけないことが起こるものだし

人と生きていれば、自分の都合だけじゃやっていけないもの、ぜんぶうまくできなくたってしょうがないよ

と思えてきました。

もはや「計画倒れになること」も「うまくいかなくてもだえ苦しむ時間」も「偶然素敵なことが舞い込む余地」も、計画のうちに入ります。遊びってやつですね。

もちろん、やり方によってはいくらでも自分(もしくは他人)を責める材料にしてしまえるのですが、そこは意識して「じゃあ次はどうする?」「自分はどうする?」と考える方へ。大袈裟に言うと、創造する方へ導いていきます。

創造すると、世界がじんわりあたたまる

その「創造していける」という感じは、どこにも行けない の反対 どこにでも行けそうな感覚をもたらしてくれました。

平たくいうと、自分や世界に対する信頼。

いきなり高く飛ぼうとすると苦しいけど、一歩か二歩ずつくらいなら確実に進めることができる。すぐに100点が取れなくてOK。間違ってしまったら次に活かそう。と思えるのです。

そうすることで、noteでは思いがけない形でフォロワーが増えたこともありました。

“こつこつやっていると、夢のほうから近づいてきてくれると感じることがたまにあります。”

最近この話ばかりで恐縮ですが、たとえばClubhouseでも。

「ビジネス系の話ばっかりだな〜」「最近面白い部屋がなくなったな〜」「話の合う人少ないな〜」みたいな不満があるとしたら、「ないものが欲しいんだったら自分でつくってみたらどうだろう?」という発想になります。

これまでだったら、自分への要求が高い=他人への要求も高いので、Clubhouseがわたしに何をしてくれるんだろう?と思って、わたしがClubhouseにできることは何も考えなかったんですね。

(それは、仕事やパートナーに対する姿勢もそうで、そのような被害者意識が何度も痛い事件を引き起こしました。)

30点でも40点でもやってみるようになると、「おお、こんなところに仲間がいたのか!」とわかったり、やさしい人が応援してくれたり、「ありがとう」と言ってもらえたり。

とにかく、人のあたたかさが身に染みてしょうがない今日この頃です。

結論:世界はそんなに怖いところじゃなかった。

バレットジャーナル5冊目だ、わーい!という話を書こうと思ったら、なんだか話が大きくなってしまいました。つづきはまた今度にします。

長々と読んでいただき、ありがとうございました◎

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