見出し画像

いえながのやくそく vol.2

花見は今が頃合いですね!

が、しかーし、ますますコロナが調子上がちゃって参りましたねぇ。。
外出自粛要請って御触れがでたようで、これも初めての体験。

台風が来たら行っちゃいけないと言われてるのに川の様子を見に行きたくなったりするのと同じで、街に出るなと言われると街の様子が気になって、ちょっくら出かけてみようかっていう気になってくる、行かないけど、、

この心理はなんでしょうか。
天邪鬼なのか野次馬根性なのか、その両方か。

僕はテレビをほとんど見ないので、ニュースはほとんどネットとラジオ。
テレビはきっといろんな番組でコロナの話題なんだろな、見たらますます怖くなりそう。
早く収束してくれることを祈るのみです。
そんなコロナのせいでいろんな予定も無くなっちゃったので、今週も家での作業が中心の日々でした。

僕のHP『家永吹産』にこないだからこつこつと編曲している吹奏楽編成の楽譜を配信できるように、出版社やJasracに問い合わせて準備を進めてます。(といってもやってもらってるんだけど、、ほんとに感謝です!)

しか〜し!前回の記事で取り上げていたYMOの楽譜を出版するのはなかなかハードル高めな雰囲気。僕が編曲した『Behind The Mask』は坂本龍一さんの曲なので、坂本さんの事務所に電話して許可をもらわないといけないが全然つながらないのね〜ん!
しかし他にも坂本さんやYMOの曲でいっぱいやりたい曲があるんで、なんとかここをクリヤーしたいところ。
きっとやってやれないことはない!!と思うのでトライしてみようと思います。
坂本龍一さんの話がでたので、今回は坂本龍一をお招きして(妄想)いってみましょう。

僕は本を読むのが好きなんだけど、やはり面白い本を読みたい。
なのでいつも本を探してる、その中でこんな記事を見つけました。

1981年、坂本龍一が29歳の時に選んだ140冊のリストがあがってる。
本棚は人を語ると言いますが、ほんまにそうですね。
哲学書や詩集がいっぱい。
29歳でこんなにアカデミックかつシリアスな本をたくさん読んでいらっしゃる、、

あの得も知れぬ「教授」感は音楽だけじゃなく、このあたりのインテリジェンスからも発してるんだなと感じます。 
僕は「哲学書を読んでいる」という行為に憧れるが(モテそう)、実際に読むとなるとなかなか一冊を読みきれない。
これも中二病かなぁ、違うか。w

ちなみに僕がこのリストの中からセレクトしたのは、
吾妻ひでお『人間失格』、つげ義春『ねじ式』、ジョン・ケージ『音楽の零度』でした。

ではここらで曲いってみよう!

『千のナイフ』Yellow Magic Orchestra

この曲はYMOの名盤『BGM』に収録された坂本作品。
教授自身のリーダーアルバムにも収録されてるけど、初めて聴いたのはこのYMOバージョン。しかも渡辺香津美に矢野顕子、松武秀樹が加わったこのライブがまたやばい!この曲の不思議な転調部分も早口言葉みたいなAメロも、どこかオリエンタルなBメロも、絶妙な関係で終わり方もかっこいい。
そしてタイトルも秀逸。この曲も自分のライブでやりたいなぁ。
吹奏楽にも編曲してみたい。
みんなでAメロをユニゾンしたら気持ち良さそう。

そしてYMOといえばこの曲『Tong Poo』

気持ちいいgroove。やっぱYMOいいなぁ。
アナログシンセの音に癒されたり、、というか教授の作品にはいつも癒されてる。
アンビエントな作品だけじゃなく、癒しを狙ってないであろうダンサブルな音楽やテンポの速いエレクトロな作品にも癒しを感じる。

『A RAIN SONG 』アルバム「Esperanto」より

教授の著書で『音楽は自由にする』っていう本を読んだ。
その中で若い頃、自分はクロード・ドビュッシーの生まれ変わりだと思うくらい傾倒していたと書いてあった。そういう耽美的な気持ち良さも感じるし、発想の自由さからくる抜けの良さというような気持ち良さもある。

楽器に限らず金属や木がぶつかる音や生活の中にある音を使ったり、何かのフォーマットに頼ることなく自由に発想して奏でられる音楽が、風通しの良い伸び伸びとした気分にさせてくれるような気がする。

僕はずっとブラスバンドのフォーマットで曲を書いてきて、そこにはキーボードもギターもドラムセットもないし、その限られた楽器の中でやり繰りしてきたんで余計にそういう自由さに憧れがあるのかも知れない。
でも教授はこうも言っていた。
「不自由さが……いい刺激になったりしますね。自分がやったことのない可能性が出てくるかもしれないでしょ?」


『美貌の青空』Taeko Onuki & Ryuichi Sakamoto

教授はこの曲をオーケストラやピアノインスト等いろんな形でリリースしてるけど、僕は大貫妙子さんも大好きなのでこのバージョンが推し!
この曲も自分のライブでやりたいなぁ。

、、と、教授の曲を聴いていると自分も何か作りたくなってくる。
作るのってほんとに楽しい。
それを人と演奏するのもまた楽しい。
そうやってどんどんやっていきたいなと思うこの頃。
コロナでライブはあまりできないけど、録音や作曲をすすめていく時期なのかな。
僕がなんだかんだで4、5年前からやってるバンド、IRIE JAZZ SESSIONの録音、今週も着々と進めてます。

画像1

年内にはリリースしようと思ってるので出たらぜひ聴いてください🎵

では教授の曲(Energy Flow)にラップを載せたこの曲でお別れです。
外出自粛ながらも楽しい週末を〜!

『エナジー風呂 (Energy Flo)』
U-zhaan & Ryuichi Sakamoto feat. 環ROY × 鎮座DOPENESS

Follow me online:
Instagram: https://www.instagram.com/____monky____/
Twitter: https://twitter.com/___monky___
facebook: https://www.facebook.com/shinya.ienaga
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCaH0pAbdYbYtHHKy_gdk4Ug

この「サポート」は、いわゆる「投げ銭」です。 monkyのnoteや音楽を気に入ってくれた方、よろしければ。 いつもありがとうございます。