いえながのやくそくvol.1

こんちは〜、コロナでなにかと大変なこの頃ですが、家に閉じこもってばかりもいられないので久しぶりに散文活動を復活しようと立ち上げた「いえながのやくそく」。　不定期ながら（いや、、気持ちは定期的に！）ぼちぼちやっていっこうと思います。

２７年間やっていたバンド（Black Bottom Brass Band、以下BBBB）を辞めて今は何をやってるのかというと楽譜を書いてます。

朝起きて着替えたらそのまま作業部屋へ直行。
頭もボサボサで顔も洗わずにおもむろに作業開始。
パソコンと鍵盤の前でコツコツと彫刻を刻むように音符を並べていくのです。
そうやってるうちに曲が、音楽が浮かび上がってくるのが楽しくて面白くて、ゲームに夢中の小学生のように何をするのもさておき作業しちゃってます。

何の楽譜を書いてるかというと様々だけど、主には吹奏楽の編曲物を書いてます。
いままではBBBBの為に書いていた曲を全国のプレイヤーに向けて書いているような感覚です。
僕の楽譜を手にした人達が、今までの吹奏楽とはまた一味違う音楽の楽しさや興奮を感じてもらえればええなぁと思いつつ作ってます。

バンドをやってた頃も、新曲を書いて持って行く時ってわくわくしたけど、今も曲をどんどん書いていて、それがどこかで演奏されることを想像するとやっぱりわくわくします。　演奏してるところを早く聴きたいなぁと楽譜をリリースする前から妄想して楽しんでる天パです。

その楽譜をどうやってリリースするかというのも絶賛模索中で、決まったら家永吹産のHPやSNSなどで告知するので、その時にはぜひ見たり聴いたりして欲しいです！
よろしくお願いします🎵

というわけで、このNOTEではライブや編曲で取り上げてる曲やプレイヤーのことを徒然に綴っていこうと思います。

第一回目は、う〜ん誰にしよう。。

よし！

今週のお客様は２０１９年に怒涛のマイブームを巻き起こしたYellow Magic Orchestra（YMO）の皆さんです！ 

、、つってもここはテレビやラジオのスタジオではなく、自宅のキッチンテーブルでこれを書いてる状況なので、もちろん本人様達が来るはずもありません。
僕の脳内にいらっしゃった、ということです。

遅咲きながら最近YMOにハマった時代遅れな僕ですが、聴きだしたらもう次から次へと貪るように聴きまくりました。
何だろう、あの欲求は、、、
小学生の頃に初めてイチゴポッキーを食べた時の衝撃。
高校生の頃に『The Blue Haerts』『RC SUCSESSION』や『The Timers』を初めて知った時のような、、、 大学になってJAZZを知ってCDを買い漁った日々、、
漫画にハマって次から次へと読み漁る時のような「満たさなければ収まらない異常な欲求」がマグマのように湧き起こってきました。

じゃあ、ハマったキッカケになった曲は何なの？と問われても、よく分からないが気づいたらこのアルバム『SOLID STATE SURVIVER』をヘビローしてました。
ではその中からマイケルやクラプトンもカヴァーした
『BEHIND THE MASK』Yellow Magic Orchestra

１０代のころからアコースティックな楽器に囲まれて育ってきた僕にはとても新鮮なサウンドでした。JAZZやBLUES、FUNKやレゲエにもいろいろありますが、よりアコースティックなサウンドのものを好きで聴いていたと思い
シンセやプログラミングの音を好きになってくるのが遅かったんで、１９７９年に出されたこのアルバムのサウンドを聴いて２０１９年に衝撃を受けました。
まずシンセの音がいい。正式にはシンセサイザーですか。
シンセサイザーって楽器の名前としてもヒーローロボットみたいでかっこいいなぁ。そういえばYMOで一番有名な曲ライディーンも同名のロボットアニメがありました。そっちも好きだったなぁ。

４０を過ぎるまでシンセの音色に惹かれることはあまりなかったんだけど、大人になると焼いた厚揚げが好きになったり、銀杏の炙ったやつが無性に食べたくなったり、オムライスよりアサリの酒蒸しのほうが嬉しかったり、、、嗜好が変わってくるのと似ているのかな。

そして聴いてるうちに自分でも演奏したくなるのが人のSAGA！

、、というわけでYMOの曲をブラバンスタイルに編曲して自分でもやってみました。さっきあげた『BEHIND THE MASK』は大編成の吹奏楽用の楽譜も作ったので、その楽譜もそのうち告知するのでぜひ見たり聴いたり、演奏して欲しいです。あとBBBBではこの曲もやってました。

『COSMIC SURFIN' 』Yellow Magic Orchestra

YMOの曲はブラスアレンジにすごい合うと思う。シンセでやってる部分を管楽器でやると、ぐっと温度（暑さというか、そういうニュアンス）があがって人間臭くなる。YMOもかなりの部分を人力でやってるんだけど、コンセプト的には人間臭さを出さない方向を狙ってたと細野さんも何かの記事で言ってました。だからYMOが狙った方向とは違うんだけど、それだからこそ、あの曲がこんな感じになるのね〜〜！とか、その曲の別の魅力が引き出されたりなことがあって刺激的。
他にもブラバンアレンジでやってみたいYMOの曲がいっぱいあるので、誰に頼まれてるわけでもないけど、どんどん書いてやってみたいと思ってます。なんせマイブームなんで。
例えばこの曲もブラスでやると盛り上がると思う。

『Kai-Koh』Yellow Magic Orchestra

このメインテーマの部分なんて金管楽器で思いっきり鳴らしたらさぞ気持ち良さそう。ライブでやれば絶対盛り上がるでしょ〜！
これも書いたいな、書くね絶対。
他にもたくさんあって、YMOの話は尽きないのでこの続きはまた後日。
最後にもう一曲YMOから。
この曲もブラスアレンジでやりたい曲リスト（家永ランキング社調べ）の上位！では楽しい週末をエンジョイ〜！

『シムーン』Yellow Magic Orchestra

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