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AI ジェネレーターブームとadobe Firefly

今、一番ホットな話題と言えば、AIによる自動生成でしょう。ChatGPTで文章の自動生成ができてから、midjourneyによる文章での画像生成へと進み、stable-diffusionで日本の漫画のようなイラストがずんずん生成されたりと、まさにAIがキーワードとなりSNSを騒がしています。
すでに動画生成や3Dモデル生成へと話が進んできており、この進化は止められそうにありません。
もちろん、新技術については一通り目を通しており、chatGPTでシナリオを作ってみたり、midjourneyでキャラクターを生成してみたり、stable-diffusionも試したりしていますが、そこで問題になってくるのは権利。学習に使ってる画像が違法に収集されたものである危険性もあるとなると、なかなか使いづらいな、と感じてしまいます。

そんな中で、AdobeがリリースしたAdobe FireFly(ベータ版)は自社の Adobe Stockを学習リソースとすることで、権利面に配慮されています。あとあとのことを考えると権利が守られているのは使い勝手がいいですね。
現在はまだベータ版ですが、とりあえず登録してみました。


FireFly起動画面

ブラウザ上で操作するFireFlyの起動画面です。英語版ですが、何となくわかりますね。”Text to image”はテキストから画像を生成してくれる、メイン機能です。"Text effects"は文字のエフェクトを生成します、ロゴ制作で文字をデコるのに使えますね。”Recolor vectors”はsvgファイルのカラーを変えてくれる機能、svgファイルが必要となります。では、流行のテキストからの画像生成をしてみましょう。

 

Text to image画面


操作自体はシンプルです、下の空欄に英語で文字を打ち込めば、それに合わせた画像が生成されます。コンマで切ると言葉をつなげることができます。画像は生成された画像とそのテキストが記されてます。似たような画像を見つけて同じような文にすれば同じような画像ができる、サンプルが大量にあるのは作りやすいですね。
今回はそれを使わず作ってみましょう、近未来的な日本の都市の夜景を作ってみます、まず日本語を英語にしてみました、”Night view of a futuristic Japanese city”ですね、それを打ち込むとこんな画像ができました。


生成画面


できました、日本というよりアジアテイストが強いですね。生成したあとに画像のタイプを選ぶことができたり、エフェクトを付けたりでき、画像サイズもSNS対応ができていますね。ARTタイプとPHOTOタイプでこのような違いが出てきます。

設定を変えた画像

まだまだ研究中の技術なので、生成される画像が海外由来のものが多いですね。もう少し日本のクリエーターの情報が入ると変わってくるのでしょうか?あと、有名キャラクターの名前を入れると(マ〇オとかミ〇キーとか)エラーが出る仕様になっています、似たようなものは作らせない想定でしょうね。とにかく、いろんな文を考えて、いろいろ作ってみるとおもしろいです。画像をそのまま使わなくてもアイデアやきっかけになるかもしれません。ゴールデンウィークにAIで画像生成をしてみてはどうでしょう?

最後にもうひとつ作ってみました、”山からやってくる四足歩行哺乳類タイプの毛におおわれた架空のモンスター”、翻訳サイトを通して英文化して”
A fictitious fur-covered quadrupedal mammal-type monster that comes from the mountains.”、さてどんなものが生まれるかな・・・?


山に生息する架空の動物


いろいろ試してみてくださいね~!!

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