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家町装飾って名前の由来

こんにちは。

少し間が空いてしまいました。家町装飾の広報担当渋澤が本日もお送りさせて頂きます。

本日は、2回目の更新という事で、家町装飾とは、という事をもう少し掘り下げていきたいと思います。最後までお付き合いいただけますと幸いです。

家町装飾をはじめた男、梅田

家町装飾は、株式会社リペアの意匠外装事業として立ち上がったことは前回お伝えしましたが、今回は、なぜ立ち上げたのか、の部分についてお伝えします。

家町装飾は、株式会社リペアで原状回復事業のエリア統括をしていた梅田により立ち上げられました。当時、会社の方針としても、原状回復事業以外の新しい事業の立ち上げも求められていましたし、梅田も、原状回復にとどまらないものをやりたいという思いを持っていたことで、企画が練り始められました。統括との掛け持ち、担当顧客もいたので、当時はなかなかハードだったことでしょう、、、。

IMG_8661トリミング

梅田は、ちょっとヲタク気質なところがあり、小学生でパンクとハードコアの専門店に通っていたり(兄の影響で)、本屋も好きで、高校生くらいのころは雑誌をとにかく買い漁っていて100冊以上集めていたりしたそうです。中でも、”散歩の達人”という雑誌が好きで、当時はこの雑誌を見ながら実際にデートコースを決めていたとか。それはおしゃれすぎる。

そんなこんなで”まち”とか”建物”とかへの愛情を深めながら育った梅田少年だったのですが、紆余曲折ありながらも、偶然にも24歳のときに、リペアという会社と出会い、建物に関わる仕事をすることになりました。

建物と関わる中で、若かりし頃に抱いていた、”建物”に対する愛情、”まち”に対するこだわりが再び顔を出し始めたのでした。

立ち上げ当初、描いていたこと

もともと、まちや建物に興味をを持っていた梅田は、リペアのリフォームで数々の現場の建物を見ていくうちに、あることに気が付きました。

なんだか似たような建物が多くないか?
個性もないし、まちの元気がない原因はそこにもあるんじゃないか?

そもそも魅力的なまちには、おもしろい建物があったり、ある建物から個性的な空間が出来たり新しいカルチャーがうまれるよな。

せっかく住宅や建物を扱うのであれば、外装もただの塗り替えや雨漏れの補修だけじゃなくて、もっと新しい価値を生み出すような、内装で言うところのリノベーションのようなことができるんじゃないか?

調べてみると、やはり高度経済成長期のころ、人口の急増、ライフスタイルが大きく変わり、昭和50年代に入ると賃貸アパートなどを専門とする建設会社が登場し、規格型のマンションやアパートが大量に生産された背景がありました。核家族や単身者が増えた事で、世帯も増えていくので、需要に追いつく住宅供給の為には仕方なかった時代の産物だったことが分かりました。

そして、あれから、30年以上たち、今度は逆に人口減少が問題となり、空室に悩む物件も増えてきました。だからこそ、この分野に切り込んで、修繕や補修だけでなく、今あるものを活かしながら、個性や魅力をつけていく、もう一歩踏み込んだ外装リノベの仕事をしていこうという事になりました。

ただ、事業計画とかビジネスモデルとかとなると、はて、、、?立て方が分からない、、、?となったそうです。なんと、立ち上げまで、5回も社長に事業計画を出しては、突き返されてしまいました。

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数字には厳しいリペアの社長(当たり前)

社長の指導もあり、5度目の正直で、正式に事業化が決まり、2017年8月に家町装飾はスタートいたしました。景観デザインを学んでいたリペアの社員、根田と2人で立ち上げましたが、これまで内装についてサポートさせて頂いていた既存のお客様もいらっしゃいましたし、職人さんとのネットワークもリフォームに強い社内のメンバーも多くいたので、周囲の方のご協力を頂き、2人でも歩みを進めることが出来ました。

いまも、この時の気持ちを忘れずに、日々頂くお仕事と向き合っています。

家町装飾の由来について

いざ、事業化となると、名前を付けなければならないのですが、ネーミングにはかなり思いを込めたようで、2年以上たった今でも、この名前にしてよかったと梅田は思っているようです。始めたときの思いを詰め込んでいるのでふとした時に、初心に帰ることができるそう。

そもそも、「家町装飾」という名前は元々梅田が思いとして持っていた、建物や家がまちの魅力を作っていく、個性的な空間や建物がまちに新しいカルチャーを作っていくという考え方が、『家々がひとの住むまちを装飾していくということでは、、、』という言葉にまとまっていきました。

そんなときにふと浮かんできたのがはっぴいえんどの『風街ろまん』だったそうです。

『風街ろまん』、、、『家町装飾』、、、いいんじゃないか?ということで晴れて、『家町装飾』は誕生しました。小6から音楽にはまっていた梅田は、学生時代もバンドを組んで活動したりしていたので、事業名を決めるのもバンドに名前を付けるときみたいで、すごく楽しかったとのことでした。

ちなみに、よく「いえや」って間違われてしまうこともあるんですが、「いえまち」ですので、宜しくお願い致します。(笑)

ロゴにも梅田のこだわりが盛り込まれていて、代々受け継がれているような家紋をモチーフとしていて、縁起が良いとされる七角形でつくっています。

家町装飾ロゴ


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「家を選ぶときに街で選ぶ人」はどのくらいいるでしょうか?梅田自身は、いまは横浜市の上大岡を拠点に働いていながら、家は東京都台東区にあります。梅田は出身も横浜なので、そのまま横浜にいればいろいろと合理的なわけですが、お気に入りの景色があるとのことで、わざわざ片道1時間くらいのところに住んでいて、”住みたいまちに住む” ”好きな町で暮らす”というのを実践しています。

なかなか、家探しのときにそれを基準で考えるのは難しくて、家賃や設備とか、通勤時間とか、合理的なところで選びがちですが、「この街が好きだから」と言ってくれる人が増えるようになったら、なんだか暮らしやまちが豊かになっていく感じがしませんか?家町装飾では、そんなまちを増やせるように、家が町を装飾していけるように、取り組んでいきたいと思います。

次回は、今働いているメンバーをさくっと紹介するnoteを書く予定です。

もし、家町装飾についてもっと聞いてみたい、働いてみたいかも、、、という気持ちになったらいつでもお気軽にお問合せくださいませ~

#名前の由来 #外装 #リノベーション #賃貸経営

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