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SDGs 2030遠くない未来を考えてみた。

SDGsって知っていますか?
持続可能な開発目標(SDGs)とは
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。(外務省HPより)

…よくわからない💧
のでアイコンを拡大して見てみた。

おぉ!分かりやすい!
だけど広範囲だし、これ一個人で何が出来るの?国連が採択したんだから国単位なのよね。
と他人事としてるそこのあなた!いや私…💧
それをもっと身近に、分かりやすく体感できるゲームがあります!
そうなんです。
カードゲーム「2030SDGs」
これは販売してません。ファシリテーターの資格を持つ方が必ずいて、カードはレンタルしてゲームを開催する形になっているそうです。正しい知識と進行の仕方を心得ていないとゲームが成立しない恐れがあるためにこういう形になっているそうです。

で、行ってきました!イベントに。
ファシリテーターはたけさんこと赤塚丈彦さん、まもさんこと関口守さんのお二人です。


とっても分かりやすい進行でSDGsについてのお話を聞いた後に実際にゲームへ。2人1組が12組ほど。私もお隣の初めての方とペアに。
各チームが国とか州のような立ち位置で、自分たちがチョイスした目標カードにある指示を達成することが必要なのですが、私たちは「大いなる富」1200Gを得ることがゴールです。

他にも色々あり、イマココラボでは
「大いなる富」というお金が一番大事という価値観を持った人や、「悠々自適」という時間がゆったりたっぷりあるのが幸せだという人、貧困をこの世からなくしたいという人や環境を守りたいという人などの複数の目標があります。つまり、現実の世界と同じように、ゲームの場の世界にもさまざまに異なる価値観をもった人達がいる、ということです。
と書いてありました。
私たちは「お金が大事」という価値観の人間という立ち位置です。なんかなぁ〜やだなぁ〜と思いつつゲームなので「稼ぐぞ!」と張り切ります。

いまいちピンときてないままゲームへ。
さまざまなプロジェクトがありそれにはお金や時間が必要だったりします。

手持ちのお金と時間をやりくりして手持ちのプロジェクトをこなしていきます。プロジェクトにはお金がたくさん貰えるもの(例えばインフラの整備とか)や、お金が減ってしまうけど教育や環境に役立つものがあり、それによって経済・環境・社会のステータスが増減します。全員の行動が全てに繋がるのです。

前半後半でみんなの行動に変化が
前半9分私たちは必死でお金になるプロジェクトのみをこなし目標達成しました。しかし全体(地球規模のイメージ)の流れは経済のみが突出して環境と社会はボロボロに💧
わ〜い達成!と喜んだところで自然破壊は進み、貧困の格差や教育については全く考えてなかった自分に気づきます😱
後半、目標クリアできた組はできてない組みのフォローに回ります。持っているものを持ってない人に回しみんなでゴールしようという雰囲気になってきました。
これぞSDGsに必要な部分!となるほどと思いつつ時間終了。2組ほどが達成できませんでしたがほぼみんなゴール。良かったねぇ〜。でも社会は持ち直したけど結局環境が低いステータスのままでした。反省💧

終わった後に思わず「やっぱお金がないと(自分の目標)他に目を向ける余裕がないよね」と言ってしまった自分。「大いなる富」のカードにまんまと取り込まれている事に気付いて愕然😨
これはゲームの中なのでいくらでもやり直しがききますが現実社会ではそうもいきません。
こういう大所高所で考える事に慣れていない事がもろにバレました。
企業のトップの方がやると違うそうです。全てのチームのカードを見ながら全体で見通して行動することが出来ていたそう。すごい!
企業研修でやるとその企業のカラーが出るということでちょっと怖い気もします💦

終わったあとにこれって1回じゃなく何回もやれば考える力がつくし、地球の中での自分というものが見えてくるじゃない?子ども達にも考える機会として必要だよね!と思ってたけさんに話してみました。
実際学校での実施も多くあるそうです。私達のやったものは中学生以上が良いそうですが、小学生以下でも分かりやすい子ども用もあるそうです。
うわーこれ親子でやって終わった後にみんなでお話ししたい❣️と思わず考えちゃいました。

グローバル教育って言ってたけど…
私はGEL(NPO法人Global Education Lab 高知の略)という子ども達の国際教育に関する法人を運営しています。国際教育ということで英語をはじめとする言語、さまざまな国の方との交流などの機会を増やし、親や地域の方にも理解を深めて欲しい、という事で活動しています。
でもゲームを通じてグローバル教育ってこういう事も学ばないとダメじゃない!と目からウロコでした。子ども達一人ひとりの教育環境を整える事も必要だし、世界を見渡してちいさな自分が動く事で大きな世界が動き、未来が作られている事もきちんと知らないといけない、そう思いました。このゲームでお互いが補い合って生きている事、相手を思いやる事、自分の行動は取るに足らないものでなく、世界を動かす力がある事、だから責任がある事、を知り、自覚することが出来るのではないかと感じました。

高知でも事務局があるそうですのでやりたい!と思えばできると思います。ぜひ相談してみてくださいね。
私もまたやりたいです!

カードゲームでリアルに体験する2030年の社会 子育て x SDGs x ビジネス
主催
Npo法人セブン・ジェネレーションズ
四国アースプロジェクト ははtoこ


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