今年を振り返る(恋愛編)

2023年12月14日 00:28

2023年を振り返っていきます。
まず、ここ数年で1番変化のあった恋愛から。

彼に出会うまで
25歳を目前に控えた私はマッチングアプリで大苦戦し、アプリより遥かに敷居の高い結婚相談所に駆け込んだ。
前向きに結婚を考えられる相手とお付き合いを始めないとそろそろまずいのでは。と思い始めたことがきっかけで、仕事に忙殺されていた春前に最寄り駅近くのとある結婚相談所に向かった。
仲人さんは自分のお母さんと大体同じくらいの年齢であろう女性で、私のアンケート用紙(年収とか勤務先とか好みのタイプとか)の回答を見て、すぐいい人見つかるわよ〜と言っていたことを覚えている。
女性でお若いのにしっかり年収があって、今は共働き希望の男性も多いから人気になりそう、とか最近の若い男性は早期結婚希望の方が増えているとか色々と情報を聴きながら実際の会員の顔もざっと見せてもらった。
費用はもともと覚悟の上で相談に来たので驚くことはなかったが、デートの度にその日の出来事や彼の印象を仲人さんに報告しなければいけないこと、事務的に進んでいく相談所ならではのスタイルが私には違和感で、システムに沿って、ルールに沿って進めていくのが窮屈だと感じ、その日は検討しますと言って帰宅した。
帰宅後、アンインストールしていたマッチングアプリをもう一度インストールして、これが最後のチャンスと始めたアプリで、今の彼氏と出会った。

彼に出会って
4月、今の彼氏と出会った。
初対面では、まさか彼と付き合う未来が来るとは想像もしなかった。
何度目かご飯のあと、妙に帰りたくなさそうな彼を察して、ホテルにでも行きたいのだろうかと勘繰っていたが駅まで送ると言った彼は手を繋ぐわけでもなく、距離を詰めてくるわけでもなく、ただ駅までの道のりを一緒に歩いた。
そして、駅前の最後の信号が赤になってしまったので待っている時、彼は緊張とはこのことと言うくらいに緊張しながら告白してくれた。
私はフリーズした。気持ちは嬉しいけど、と口に出した時、“けど”と言ってる時点で振る流れじゃん、と自分でも混乱し、ちょっと待ってと言った。
そして赤信号が青信号に変わり、それまたチカチカして赤信号に変わるという流れを何度も見ながら、彼の告白に対しての感謝と自分の素直な気持ちをゆっくり話した。
年齢差があること、まだ知り合ったばかりできちんと付き合って行けるかとか不安なことが沢山あった。でもこんな私にあんなに緊張しながら気持ちを伝えてくれる彼がとても愛しくて、付き合うか付き合わないか頭の中で何度もぐるぐる考えながら(待ってる彼が本当に可哀想)、私はあなたの時間をちゃんと幸せにできるか自信が無いと言った時に、そんなこと考えてるの？と、一緒にいてくれるだけで幸せだと言ってくれた彼と付き合うことにした。
そしてもう何度目かも分からない青信号に変わった時、手を繋いで横断歩道を渡った。
この日から、私の日常に彼という存在が必要不可欠になった。