決めるのは間取りじゃない、ライフスタイルだ
無限にある間取り情報
家を建てよう、と決意すると、まずにやるのは家のイメージを考えることかな、と思います。
もちろん、土地の形によって建てられる家の形なんて決まってしまうので、
土地が決まってから考えよう。という人もたくさんいるでしょうね。
例えば、ヘーベルハウスの規格住宅であるマイデッサンを例に撮ってみると、例に撮ってみると、500以上のプランが用意されています。
何の基準もなく500以上の間取りを見て、いいものを選んでも良いのですが、
何を優先するかあらかじめ決めておかないと絶対に決められません。
そこで、優先することを決めるのが良いです。
そのためには、目指したいライフスタイルを決めてしまうのが良いですね。
ライフスタイルを決める
🦍の仕事は研究職。たまに在宅があるだけで、普段は出社です。
一方、奥様の仕事はリモート勤務が主。
たまに、出張があるだけで、基本は家で過ごします。
と、いうことは。
奥様の方が圧倒的に家にいます。
そんな奥様の希望は
「明るい部屋で仕事をしたい」
もう一つは、思春期を迎える子どもたち。
ずっとリビング学習でしたが、そろそろ一人一人の部屋があってもいいですよね。
ということは、
「1人1つの子供部屋で自由に過ごす」
そういえば。
展示場を見に行った時にバルコニー(そらのま)を見て
ここで、ご飯を食べるとか素敵だよね〜って話にもなりました。
「そらのまでくつろぐ時間を大切に。」
優先順位を決める
そこで。
たくさんある選択肢から、ある程度絞って候補を出してもらうために、
自分たちが優先したい事柄を決めてしまいましょう。
🦍たちが優先したかったのは次の通りでした。
絶対に採用したいこと
・書斎
・子供部屋が2つ
・2階リビング&そらのま
できれば採用したいこと
・庭にウッドデッキ
・1階、2階ともにトイレ
・ただいま手洗い
・シューズクローク
・家事回遊動線
・駐車場2台
・横並びダイニング
・広い洗面台
・広い収納
この中から、絶対に採用したいことが入っている候補の家を出してもらいました。
まずは出来上がっているマイデッサンの中から。
すると、出てきた間取りを見ると気に入らない点が言語化できてきます。
気に入らなかった点って?
・キッチンのすぐ隣にトイレがある
・スタディスペースが独立していない
・暗い場所に書斎がある
記憶にある気に入らなかった点はこんな感じ。
日当たりは、土地の向きによっても異なるので、なかなか難しいところですよね。
また、できれば採用したいことの中にも、優先順位が出てきます。
例えば。
書斎と家事回遊動線の両立は、今の土地の大きさだと難しい。
駐車場2台とウッドデッキの両立は無理。
といった感じに、絶対に採用したいことを入れると採用できないことが出てきたり、
ただいま手洗いを作るぐらいなら収納の方がよくない??とか。
結果として、間取りをにらめっこして決めたのですが、
実現したい生活があり、そこにあう間取りを当てはめていった、という感じになりました。
今、家が完成して住む前の状態。
どこをどう見ても、我々の生活スタイルには最高にあっているように思います。
結局自分たちが1番よく知っている
インスタを始め、色々なお家情報が散乱していて、
一体どれを採用したら良いのかよくわからないですよね。
いつだって隣の芝は青いし、
建築を始めてからもいろんな家を見てしまうと
「もっとこうすればよかったんじゃないか」とか
「ここ、ミスったかもしれない」とか、色々。
もちろん、🦍にもあります。
でも、そのポイントを家の間取りに入れようと思うと、
今優先しているものを諦めることが出てきますよね。
そうすると、欲しいライフスタイルと違うようになるのでは??
結局のところ、自分のライフスタイルは自分が1番よく知っている。
だからこそ、
自分の実現したい生活を決めて、
情報収集をして、
そして、決めたら他の選択肢に揺らされない強い心が、
自分の家を愛することの条件かもしれませんね🦍
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