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憲法十七箇條 三曰 その四

是  正しい。これ。ここ。
以  ゆえ。わけ。理由。原因。

君  統治者の通称。
言  告げる。知らせる。
臣  主君に事つかえるひと。
𣴎  水流がはるかに長いさま。
上  目上の人。
行  おこなう。
下  目下の人。
靡  なびく。従う。

故  ゆえ。本来。元来。
𣴎  水流がはるかに長いさま。
詔  告知する。上から下に告げる。
必  かならず。
愼  つつしむ。重んじる。

不  ず。あらず。ざれ。
謹  つつしむ。慎重に扱う。
自  自分で。自分から。
敗  やぶれる。壊す。壊れる。

「これゆえ、長く年月を経て理にかなう事を行い、それにかなう言葉を告げたら、多くの者は、なびく。 ゆえに、詔は、必ずつつしむ。 つつしまなん者は、自滅する。」

 貝原益軒の書を読んで行くと、人は、生きとる間は間違えてしまう事あるけん、生きる間は、賢人止まりで、亡くなってから年月を経て残った結果、聖人とよばれるんやと見える。

「𣴎」 水流がはるかに長いさま。

年月を経て語り継がれる自然の摂理みたいなんを感じる…


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