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ザ・プレデター

映画が好きである。
とくにSF作品のエイリアンシリーズ・プレデターシリーズのような異星人系の続き物を好んでいる。
さて先日、プレデターシリーズの最新作『ザ・プレデター』が公開となったのだが

これはいい。
実にプレデター・プレデター2の血を受け継いでいる。
主人公は特殊部隊の軍人という点が、1のオマージュだろう。
まだ劇場公開以外の視聴方法がないため、詳しいネタバレは控えるが
プレデターが強い。とにかく強い。
人間など基本的に鎧袖一触。人側はバリバリ死ぬ。1,2のようにバリバリ死ぬ。精鋭の戦士として人間側から選ばれたプレデターズや、そもそも目的が発掘だったエイリアンVSプレデターとは違い、死にまくる。
まさに『狩り』という感じだ。
主人公側は、それに対して寄せ集めメンバーで戦うわけだが、後半から一気メンバーは減っていく。(むしろ、こんなメンバーでよく善戦していたんじゃないだろうかと思うが)

少しばかり残念なところがあるとするなら
今回プレデター側の目的がかなり違ってしまっている。
戦士との血湧き肉躍る戦いという点が薄らいでしまっている。プレデター側が強くなりすぎていて、知性と立ち回りで攻略していた初代や2の良さが薄れてしまっている。ワクワクさせるような新武器がないのも残念な点だろう。申し訳程度に過去の武器が出てくるが、それがべつだん役に立ってないのも悲しみを加速させる。

総じて、プレデターらしさはあるが
もっとワクワクさせてほしかった感はある。というのが今回の評価だろうか。面白いがパンチが足りないと思ってしまうのは、最初のプレデター作品である1があまりに素晴らしい映画だったゆえかも知れない。
とはいえ、どうやら続編につながるような展開だったので、また新しいプレデターは見られそうである。
その点だけはとても期待できる。
と、まあそんな感じで文句をつけながらもプレデターを楽しみにしているいづみなのであった。

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