ひゃっほー 東京都に本人訴訟で勝訴!!

といってもまだ地裁だから2週間は東京都が控訴をするかどうか、まだ安心は出来ないけれど。

東京都への審査請求を出してから足かけ4年。
何の裁判かというと、皆の嫌われ者、私の「身体障害者手帳等級」判定をてめー間違えたんから取り消せ(んでやり直せ)裁判である。

「身体障害者手帳等級」で裁判するというと、福祉でごねるのはヤバい人という日本社会の無言の圧力が凄まじく、みなが目を背ける嫌われもの覚悟だけれど、間違いは間違い。私は同調圧力に屈して被害者ブルみたいな趣味はないから、もっちろん黙っちゃいない。

中身は長くなるからまた別に書くとして、いやホント、一連通してむかつく事だらけ。

まずこの「身体障害者手帳等級」おかしくない?と思っても、区役所の窓口で、「判定は法律で決まっているから」「規則は規則」の思考停止ワードの鉄壁の壁で思いが全て打ち返される
めげずに審査請求をするといっても、審査請求で等級が変わる事ないですよ・・と親切ぶってヤメロ圧力
そこを無視して審査請求をして福祉保健局(現福祉局)の答弁書を読んで、やっと初めて見落としが分かった。
だからこの審査請求中に「てめー見落としがあるだろー」手紙を5回も出したのに、東京都の法務部も東京都行政不服審査会も、「はなから見下して関わりたくない身体障害者手帳等級判定の事で、思考停止の頭を1秒たりとも使いたくない圧力丸出しで、福祉保健局(現福祉局)の答申にしがみ付いて、挙げくは存在しない「足の状態の障害判定用語」を創作してまでして、たらたらと一年半もかけて棄却してくれた。

でも腹が立つ本番はここから。その後の弁護士どもも、恨みは一生忘れない。

審査請求結果を不服とする行政裁判は、半年以内に提訴しなければいけない。ところが、色々弁護士にあたっても、「身体障害者手帳等級判定」の裁判と聞くだけで、いわゆる初回相談も断ってきた弁護士が片手ぐらい。・初回相談はしてくれても、その後の電話に出なかったり、断った弁護士、やりたくなさそうにタイムチャージならという弁護士、何も考えていない薄っぺらさでタイムチャージならという弁護士もろもろ。それなりに人権派やら福祉やらに力を入れたり相談者に寄り添うを標ぼうしている弁護士にあたってこれ。

同じ障害等級でも金銭が絡む障害年金の等級判定なら、やります広告も盛んなのに、障害者にとってより重要だけれどお金が絡まなない身体障害者手帳等級の判定は、弁護士揃ってみないフリ。

とある弁護士(東大法学部卒)文句を言ったら「じゃあなた私にタダで働けと言うのですか?」とのたまう。さっすが、ママの言う通り日本の受験勉強を熟してきただけ思考停止の東大法学部卒。弁護士会や厚生労働省に働きかけて助成金出させるとかして、当事者が依頼しやすい身体障害者手帳等級裁判の仕組みを作ろうとか考える発想さえない。こういう高学歴だけれど自分に都合の良い世界をママが用意してくれると信じて疑わない幼稚くらい、クズはいない。

と言う事で、4か月前に弁護士探しは見切りをつけて、自分で訴状を書く事にした。

ら、全然難しくなかった。

だいたい現在は、法律は即ネット検索できるし、訴状もネットで色々出ているから、参考にすりゃそれなりの訴状を書くのはそう難しくない。

東京都の方は、本人訴訟と舐め切ってくれたのか、最後までまともな説明は全くせず、屁理屈ばかり言ってくれたから、私も回を重ねる度に怒りを重ねて、最終準備書面では、

「身体障害者手帳等級判定は、70年続いている制度であり、にも関わらず本訴で明らかになった、処分庁が身体障害者手帳等級判定基準もろくに理解していない事実は、にわかには信じがたいが、被告の論法から、理由が明らかである。
被告は、原告の主張に対して、論理的説明なしに、かぶせるように「理由がない」「できないもの」「原告の主観」「原告独自の見解」(以下、準備書面(1))「理由がない」「独自の見解」「論難する」「誤解」と否定し、自らは2で指摘した通り、主張を変えたり嘘や真逆の主張を混ぜたりといった論理操作を行う。この被告の論法は、頭ごなしに否定して、相手を委縮混乱させて黙らせる事を目的とした、「弱者いじめ」論法である。
中略 
。このいじめ論法は、障害者差別を通り越して人権侵害である。」

と言ってやった。この先東京都が控訴をして万が一判決がひっくりかえる事があっても(んな事はありえないけれど)そうした人権侵害で最高裁に上告してやる布石も打っておいたもんね。

これ、最初からここまでもたった一人の戦いだけれど、この先があってもとことん戦ってやる。今の気持ちは、萩尾望都版「百億の昼と千億の夜」のラストの阿修羅王。ですよ。


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