ロシェル・カップ氏が原告団長の神宮外苑再開発認可取消訴訟が昭和の左翼市民運動になっている問題を指摘する 8 21世紀型Activistsと昭和左翼市民運動の違い

ここまで昭和左翼市民運動家とその支援者をボロクソ言う理由は、近年の世界では、多くの21世紀型Activists活動が成果を出しているというのに、昭和左翼市民運動家には、その成功要因の欠片もなく、思考停止で何の疑いもなく20世紀型の活動を延々と続けいるからに他ならない。誰かが指摘をしない限り、変われないでしょう。

21世紀型Activists活動の成果とその理由

  1. Vegan activists have moved the world to be aware of cruelties behind modern life.

  2. Plastic activists have moved governments and industries to reduce plastic wastes.

  3. Climate Change activists have moved the world to reduce CO emission.

  4. lots other activists have united and have moved UN to launch SDGs

  5. さらに続けと、現在の(日本以外の)世界は、Activistの時代を通り越してもはやActionistの時代だ。

日本は、30代40代の少しお利巧な積りらしい人でも国際共通語の英語で国際議論に参加している人がほぼ見当たらず、その都合の悪い事実は見ないフリして昭和で思考停止しているから、思考が恐ろしく薄っぺらぺらで、ビーガンはライフスタイル、CO2削減やSDGsも、どこから出てきたのか想像も及ばないようだが、全てそれを言い出したActivists達がいて、彼らの活動が、国や国際社会や国連や企業を動かした成果なのですよ。もちろん目標は、制度作りではないから、活動は終わらない。

21世紀型Activistsが過去と違う特徴が、この成果を出す事だ。その走りがヴィーガン活動だが、彼らの成功要因は、
1 何が問題の本質かを、誰もが納得できるメッセージを語る。
2 あるべき社会/ライフスタイルをイメージできるように語る
3 自立し、目的に向かってお互いに助け合って連帯する。

である。

20世紀型日本の昭和左翼運動の問題

かたや日本の昭和左翼運動は、(何十年も全く変わらず)
1 主張が違法だの被害だの、自己中心的で他者が共感できない。
2 自分の要求ばかりで、社会問題の解決は無関心。
3 仲間内で同調し。同調圧力で自分の気持ちを他人に押し付けるだけ。他者の気持ちに対する配慮が欠落している。排他的。

自己中心的で社会との関係作りが、未熟なんですよね。だから社会と対話ができない。

神宮外苑再開発反対も、なぜ神宮外苑再開発をすべきではないか、社会に語りかけ、もっと社会と対話しなければいけない。

のに現在の訴訟団主要メンバーではそれができない。イコモスや大学教授に説明をさせても、世の中の人は権威あるイコモス様や大学教授様が言うのだから従うべき、と考える程バカじゃないからね。


ちなみに、私はActivistではないけれど、日本人としては21世紀型Activists に理解がある人間だと自認する。なにしろ2000年過ぎから、イギリス人の友人でOxford出身の優秀なのがヴィーガンActivists になって活動し始めたから、ヴィーガンの成長と他のActivists への影響拡大をずっと見てきた。当初はヴィーガンは過激なベジタリアン程度の印象しかもっていなかったけれど、facebookで彼女と彼女のActivists 仲間たちの活動と成果がどんどん流れてきて(私は2006年にはfacebookアカウントを作っていた)自然とリアルタイムで彼らの成長と成功を目撃できた。他の友人達も、internationalな友人グループを作るメンバーは、社会意識が高い人が多いから、自然に私も社会に文句を言う前にActionのマインドが身についてしまった。良い時代に生きたものである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?