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食品スーパーマーケット、AIによる決算解説シリーズ_03:ライフコーポレーション!

ライフコーポレーション:2024年2月期、第2四半期決算_決算短信:10/10

経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、資源価格の高止まりによるインフレの継続、世界規模での金融 引き締め等による景気停滞、円安の影響等により、先行き不透明な状況が継続しておりますが、新型コロナウイルス の感染症法上の分類変更や行動制限の撤廃に伴い国内の社会経済活動が正常化に向かう中、4~6月の経済成長率は 底堅い状況にあり企業業績は好調に推移しました。 当社グループの事業領域である食品スーパー業界におきましては、商品価格上昇により収益面では総じて回復傾向 が見られましたが、物価上昇や実質賃金の減少に伴う今後の消費マインド低下が懸念されるだけでなく、人件費や電 力料金、物流費をはじめとする各種コストの上昇等、企業運営を取り巻く環境は予断を許さない状況です。

AI要約 1. 経済状況:
わが国経済は先行き不透明な状況が続いています。資源価格の高止まり、金融引き締め、円安の影響がありますが、新型コロナウイルス感染症法上の分類変更や行動制限の撤廃により国内の社会経済活動が正常化に向かっています。
2. 経済成長率:
4~6月の経済成長率は底堅い状況であり、企業業績は好調に推移しています。
3. 食品スーパー業界:
商品価格上昇により収益面では回復傾向が見られていますが、物価上昇や実質賃金の減少に伴う消費マインド低下や各種コストの上昇が懸念されています。

こうした経営環境のもと、当社グループは、「第六次中期経営計画」で構築したものと外部環境の変化を踏まえ、 経営理念・ビジョン・ライフらしさ宣言の実現に向け2030年度に当社が目指す姿を見据えて、以下の3つを主要テー マとした「第七次中期経営計画」に当連結会計年度より取り組んでおります。
・人への投資~従業員の成長と従業員満足度向上によるモチベーションアップが、第七次中期経営計画を前進させ 会社の成長につながるという認識から、人財の成長や働きがいのある職場に向けた投資を行います。
・同質化競争からの脱却~ライフにしかない「商品」「サービス」に磨きをかけるとともに、お客様とライフがシ ームレスにつながる便利なお買い物環境の実現に向け「ネット事業」の拡大、スマートフォンで使用できるライ フアプリからの情報提供により、お客様に快適な買い物体験の提供を目指します。
・持続可能で豊かな社会の実現に貢献~「地域のライフライン」として、持続可能で豊かな社会の実現のための取 り組み(環境負荷低減、地域社会への貢献等)を実施していきます。 また、3つのテーマを推進するにあたり、人手不足の状況でも第七次中期経営計画をやり遂げるために生産性を高 めるとともに、コストの最適化を目指し『「カイゼン」の輪をつなぐ』のスローガンのもと全従業員が自ら「カイゼ ン」に取り組む活動が着実に浸透してきております。

AI要約
「第六次中期経営計画」
1. 人への投資:
従業員の成長と満足度向上を重視し、モチベーションアップを図り、成長につなげるために投資を行います。
2. 同質化競争からの脱却:
ライフに特有の商品とサービスを強化し、お客様とのシームレスなお買い物環境を実現するためにネット事業を拡大し、ライフアプリから情報提供を行います。
3. 持続可能で豊かな社会の実現に貢献:
環境負荷低減や地域社会への貢献などを通じて、地域のライフラインとして持続可能で豊かな社会を実現します。全従業員が「カイゼン」に取り組む活動を推進しています。

本年度の具体的な取り組みとしては、7月にライフアプリを刷新しさらに便利でお得な機能を追加しました。ま た、ライフのクレジットカード「LC JCBカード」の会員様が50万人を突破し、ポイントキャンペーンを6月から8月 にかけて毎月1回ずつ期間限定で開催しました。 新規店舗としては、3月に宝塚中山寺店(兵庫県)、ビオラルパルコヤ上野店(東京都)、4月に川崎塚越店(神 奈川県)、当社300店舗目となるセントラルスクエアららぽーと門真店(大阪府)、6月に梅島駅前店(東京都)、 当社が初めて手掛ける「大型ビオラルカフェ」を併設したビオラル有明ガーデン店(東京都)を出店しました。既存 店舗では、大泉学園駅前店、毛馬店で「BIO-RAL(ビオラル)」商品や冷凍食品等の品揃えを大幅に拡充する大型改 装を行いました。 当社グループの業績におきましては、新規出店、ネットスーパーの拡大、「BIO-RAL(ビオラル)」等のプライベ ートブランド商品の強化、おいしさを追求した商品施策等を実施した結果、営業収益は4,001億48百万円(前年同四 半期比6.0%増)となりました。一方、販管費は、水道光熱費の高騰、新規出店に伴う賃借料等の各種物件費の増加 に加え、採用強化等に伴う人件費も増加しましたが、生産性の向上、コスト最適化の取り組みが計画以上の結果につ ながり、営業利益は124億10百万円(前年同四半期比39.2%増)、経常利益は128億51百万円(前年同四半期比37.7% 増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は85億34百万円(前年同四半期比33.1%増)となりました。

AI要約
「本年度の具体的な取り組み」
1. ライフアプリの改善:
7月にライフアプリを刷新し、便利でお得な機能を追加しました。
2. クレジットカード会員数の増加:
ライフのクレジットカード「LC JCBカード」の会員数が50万人を突破し、毎月1回ずつ期間限定でポイントキャンペーンを開催しました。
3. 新規店舗の出店:
新規店舗として宝塚中山寺店(兵庫県)、ビオラルパルコヤ上野店(東京都)、川崎塚越店(神奈川県)、セントラルスクエアららぽーと門真店(大阪府)、梅島駅前店(東京都)、ビオラル有明ガーデン店(東京都)を出店しました。
4. 既存店舗の改装:
大泉学園駅前店、毛馬店では「BIO-RAL(ビオラル)」商品や冷凍食品の品揃えを大幅に拡充する大型改装を行いました。
5. 業績の好調:
新規出店、ネットスーパーの拡大、プライベートブランド商品の強化、おいしさを追求した商品施策などにより、営業収益は前年同四半期比6.0%増の4,001億48百万円となりました。生産性向上とコスト最適化の取り組みにより、営業利益は39.2%増、経常利益は37.7%増、四半期純利益は33.1%増となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりです。
(小売事業) 営業収益は4,000億40百万円(前年同四半期比6.0%増)、売上高は3,856億63百万円(前年同四半期比5.9%増)、 セグメント利益は126億44百万円(前年同四半期比37.7%増)となりました。 なお、部門別売上高は、生鮮食品部門1,668億95百万円(前年同四半期比4.8%増)、一般食品部門1,734億98百万 円(前年同四半期比7.2%増)、生活関連用品部門335億41百万円(前年同四半期比5.4%増)、衣料品部門117億28百 万円(前年同四半期比3.9%増)となりました。
(その他) 株式会社ライフフィナンシャルサービスの営業収益は13億73百万円(前年同四半期比8.5%増)、セグメント利益 は2億7百万円(前年同四半期比37.6%増)となりました。

AI要約
「セグメント業績」
1.小売事業:
・営業収益: 4,000億40百万円(前年同四半期比6.0%増)
・売上高: 3,856億63百万円(前年同四半期比5.9%増)
・セグメント利益: 126億44百万円(前年同四半期比37.7%増)
・部門別売上高:
・生鮮食品部門: 1,668億95百万円(前年同四半期比4.8%増)
・一般食品部門: 1,734億98百万円(前年同四半期比7.2%増)
・生活関連用品部門: 335億41百万円(前年同四半期比5.4%増)
・衣料品部門: 117億28百万円(前年同四半期比3.9%増)
2.その他:
・株式会社ライフフィナンシャルサービスの営業収益: 13億73百万円(前年同四半期比8.5%増)
・セグメント利益: 2億7百万円(前年同四半期比37.6%増)

ライフコーポレーションの株価:
現在の株価は約3,435円(11/28)です。前日比は+10円(+0.29%)となっています 。これをバナナに換算すると、約459本のバナナに相当します。


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