柔らかでしなやかな「堀江式ソフトマッサージ」って?

「これは、本ではなくて映像じゃないと表現できない」

治療を受けた編集者がみなそう口にしたのが、堀江静男氏の「堀江式ソフトマッサージ」です。それほど微妙な手技で、筋肉ではなく、皮下組織にアプローチしていきます。

堀江氏は、父が明治時代から行っていた按摩の手技をもとに、現代的な解剖学の視点を加えて、ソフトマッサージを考案。30年以上前からこの施術法で施術しています。

患者さんにとっても、柔らかな刺激で、高い効果がでれば、それに越したことはないはず。そして、時代とともに、患者さんはよりソフトな刺激を求めている、というのが堀江氏の考えです。

月刊「医道の日本」(2014年6月号)の「ソフトマッサージと帯状疱疹の治療」で、堀江氏は、時代の変化を次のように書いています。

「 今から25~30年ほど前までは、壮年・中年の肉体労働者も多かったため、力強いマッサージの需要が高かったように思う。また、あマ指師試験にて実技試験が行われていた頃は評価のしやすさから、手技は線状揉捏が主流であった。しかし、少子高齢化の進んだ今日では、肉体労働者が減少し、また高齢者介護や緩和医療が進展しており、ソフトでしなやかな手技療法が求められているように思う」

じわじわゆっくりと、でも、確実に効く。力まかせのマッサージとは対極の位置に、堀江式ソフトマッサージは時代のニーズにもマッチしているといえそうです。

本DVDは、以下のような構成になっています。

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●ソフトマッサージの特徴
◎ソフトな力加減とは
◎練習方法
◎対象疾患・症状
◎患者層

●ソフトマッサージの手技解説
1. 揉捏法
2. 圧迫法
3. 振せん法
4. 切打法
5. 軽擦法

●ソフトマッサージの手順
◎腹臥位でのマッサージ
◎背臥位でのマッサージ
◎座位でのマッサージ
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超ベテランの手技をぜひ治療に取り入れてみてください!

堀江式ソフトマッサージ
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