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【ヒュージ・リーダーズ】冷眼ジャイアンツ【冷眼のロヴィサ/Lovisa Coldeyes】

はじめに

あけましておめでとうございます!!

前年は読者の皆様に格別のご愛顧を賜り、晴れる屋に無限馬超が紹介されるなどしました。


ヒュージ布教の一助となればと考えてnoteを開設したのですが、只今はこのルール殊の外世上に弘まり、方々に交流会の看板が出ている状態です。めでたい。

半分目標を達成してしまったので、今年の目標は「公式に呼ばれる」にしておきます。

ヒュージ以外の記事も割といけますので気軽にお声かけください。トークもチョットデキル。

 

さて、別に私の話が聞きたくてこの記事を読んでいるわけではありますまいまいつぶり。

角出せ棒出せデッキ出せ、という声が聞こえてくるようです。

ではご紹介いたしましょう。

今年は寅年。

となればヒュージで唯一の名前に「虎」を含むジェネラルである《虎威将軍 趙雲》を使ったデッキをご紹介する…………予定でした。

しかし「あの人またポータル三国志のジェネラル使ってる……」という目で見られるのが嫌なのと、そういえば馬超も五虎大将軍だったわというのを思い出し断念。

誰かとネタが被るかもしれないしね。

 

というわけで、虎の逆を行くことにしました。

虎の反対といえば、龍虎相搏つの語で知られるドラゴンデッキ…………といきたいところです。

しかし《始祖ドラゴン》や《鉤爪のジィーリィーラン》は私が書く必要がないほどの人気ジェネラルです。

しかも変わったコンセプトのドラゴンデッキはもうやってしまったので、割と満足しているところもあります。

 
となれば、選択肢はひとつ。

虎のもう一人の宿敵――――巨人デッキです。

 

燃えよ闘魂

ということで、今回のテーマは巨人(ヒュージン)です。

思えばヒュージ・リーダーズをメインに扱っているのに巨人デッキの話をしていなかったなんて片手落ちですね。

実際、巨人はその性質上マナ総量が大きくなりがちなところからヒュージ向きの種族。

マジックが誕生した時からヒュージな《Two-Headed Giant of Foriys》が存在していたのは有名です(《丘巨人》のことは忘れろ)。

 

統率者2015収録の自分をヒュージリーダーズリーガルと勘違いしているカード第1位こと《イロアスの信奉者、カレムネ》も巨人です。



本当になんでヒュージにいないんだお前……。


ちなみにイロアス様を唱えても経験カウンターはもらえません。今すぐケラノスに信仰変えたほうがいい。

 

閑話休題。

 

マナ総量が大きいのはヒュージ的な利点ですが、部族デッキを組む上ではロードの存在も重要なポイントですね。

ご安心ください。

なんと巨人デッキには極めて強力なロードがジェネラルに指定できるのです。

さっそくご覧ください。

 


ジャイアンツじゃないじゃん

確かにロヴィサは巨人でもなければ、テキスト内に巨人も登場しません。

しかし、実はロヴィサは《暁の君主》と並ぶ巨人ロードといって差し支えないのです。

さて、皆さんは巨人が部族としてフィーチャーされたセットがふたつあるのを覚えているでしょうか。

ひとつはローウィン・ブロック。

もうひとつはカルドハイムです。

これらのブロックでは種族だけでなく職業を表すクリーチャー・タイプもフィーチャーされており、ローウィン・ブロックでは戦士、カルドハイムでは狂戦士が多数登場しています。

結果として巨人・戦士や巨人・狂戦士のクリーチャータイプを持つカードがそれなりの数存在するため、《冷眼のロヴィサ》は実質的に巨人ロードたりえるのです。 

これを利用し、巨人たちに+2/+2修整と速攻という強烈なバフをかけて殴るのが今回のコンセプトです。

例を見てみましょう。



《包囲破りの巨人》は普通ならリミテッドでなんとか、というスペックですが、ロヴィサさえいれば8/5速攻トランプルという暴力の化身になるわけです。



新年早々ワクワクしてきましたね。

では、デッキを見てみましょう。

デッキ

統率者
冷眼のロヴィサ

クリーチャー(22)
激情
ギャザンの略奪者
揺れ招き
戦長の巨人
巨人の先触れ
憤怒焚きの巨人
カルドーサの首謀者
セルトランドの投げ飛ばし屋
髑髏砕きの補充兵
包囲破りの巨人
ファイヤー・ジャイアントの公爵、ザルトー
鏡割りのキキジキ
士気溢れる徴集兵
炎駆の乗り手
業火のタイタン
ドゥームスカールのタイタン
発奮する巨人
暁の君主
国境地帯のビヒモス
村背負いの大巨人
ボールドウィアの威嚇者
炉かごの巨人

ソーサリー(5)
世界大戦
勝利への高まり
マナ噴出
大群の怒り
暴動

インスタント(3)
圧死
凶暴な打撃
炎の投げ槍

アーティファクト(1)
エンバレスの宝剣

エンチャント(1)
焦熱の解放

土地(17)
溺墓の寺院
鋭き砂岩
ドワーフ都市の廃墟
無限地帯
古えの墳墓
邪神の寺院
山 11

 

デッキの動き

ジャイアンツで殴ります。

普段のヒュージ・リーダーズでは一切名前を見かけない奴らがガン首揃えていますが、なかなかに恐ろしい打点を出してきます。一例をご紹介しましょう。

 

村背負いワンショット

《戦長の巨人》は単体でもヒュージ屈指のアグロ向けカードですが、このデッキでは《村背負いの大巨人》と強烈なシナジーを形成します。

《村背負いの大巨人》が場にいるところに《戦長の巨人》を出し、無尽が誘発すれば+1/+1カウンターが15個乗り、サイズは堂々の21/21。

《戦長の巨人》の5点と合わせてひとり倒せてしまいます。

ダブル発奮

《発奮する巨人》と《炉かごの巨人》のコンボによる打点も魅力的です。

《炉かごの巨人》とトークン2体をタップしてパワーを+11し、さらにトークンを生け贄に捧げることでパワーは20に達します。


他にクリーチャーがいればまだまだパワーを上げられるので、単騎で狂った打点を出していきましょう。

いつもの

《士気溢れる徴集兵》が戦士だったのでキキジキ徴集兵とか、無限ではない《勝利への高まり》コンボも入っています。
適宜お使いください。

 

おわりに

ということで、2022年らしく巨人デッキのご紹介でした。

ヒュージ・リーダーズにはまだまだ可能性がたくさん眠っています。今年もいろいろなデッキを紹介していきますので、変わらぬご愛顧のほどをお願いできればと思います。

皆様の一年が、幸ヒュージたらんことを願いまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

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