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【ヒュージ・リーダーズ】変容タウノス【玩具職人、タウノス/Tawnos, the Toymaker】

はじめに

久々にcヒュージリーダーズの話をします。

この記事にもある通り、高レベルなヒュージは《徴用》と家路キマイラを意識せざるを得ない世界です。

いつもの

私が普段あまり高レベルを組まないのはぶっちゃけこれが面倒くさいから(一応小技はいろいろ仕込んでありますが)なのですが、これらに強いデッキも時々考えます。

こういうのですね。

この記事の《不朽の理想》のように、高レベル帯で大事なのは「自分は得をするが相手からは奪う価値のないカード」を選択することです。

今回ご紹介する《玩具職人、タウノス》は、この条件を変容によって満たしています。

変容について

『イコリア:巨獣の棲処』で登場したキーワード能力ですね。

ざっくり言えば人間でないクリーチャーに能力を付け足すような効果です。

効果を正確に説明するのはめっちゃ大変なので詳しくはwikiを見てください。

今回大事なのは「変容コストで唱えると対象を取る呪文になる」ことと、「対象に取れるのはあなたがオーナーであり人間でないクリーチャーである」ことです。

《徴用》と《厄介なキマイラ》はどちらも呪文のコントロールを奪うカードであり、解決時に新たな対象を選びなおすことができます。

しかし、変容コストで唱えた呪文は「あなたがオーナーである」という縛りにより、対戦相手のクリーチャーになることはまずありません。

この性質により、変容クリーチャーは家路キマイラに高い耐性を持ちます。

そして、タウノスの能力は変容クリーチャーと相性抜群なのです。

タウノスは唱えたクリーチャー・呪文をコピーしますが、変容クリーチャーをコピーすると同じクリーチャーを対象に取った状態でコピーが生成されます。

つまり、同じクリーチャーを2度変容させられるわけですね。

このとき、変容クリーチャーの「このクリーチャーが変容するたび」という誘発型能力は

1.変容クリーチャーAの誘発
2.変容クリーチャーBに変容したことでAが誘発
3.Bが誘発

と、計3回誘発します。

変容能力は大抵アドバンテージを発生させるので、タウノスがいれば巨大なアドバンテージにつながります。

ということで、今回は変容シナジーを軸に、イケてるビーストや鳥を組み込みました。

デッキ

デッキの動き

上述の通り、変容クリーチャーによってアドバンテージを稼ぎながら殴り勝ちを狙います。

高レベルということで家路キマイラも完備。

中盤以降はアクション+妨害構えの形を取れるように意識して組んであるので、致命的なアクションを捌いていきましょう。

注目カード

マナ加速兼変容の種になるクリーチャー。

緑のマナ加速としてはあまり強くないという評価なのですが、このデッキには噛み合います。

あまりにも怪しい1枚。

  1. 鳥(なので飛んでる)

  2. 瞬速持ちなので構えながら出せる

  3. 変容の種になる

  4. 親和(アーティファクト)に貢献する

  5. ピッチコストにできる

という合わせ技一本で採用されました。

こういうカードが入るとワクワクしますね。

同じく瞬速持ちで、変容時のバウンスもかなり小回りの利く1枚。

コストの軽さも相まって強いです。

なんかリミテでお世話になるやつしか紹介してないんだけど大丈夫か?

タウノスのコピーはアーティファクトになるので、親和を稼げます。

となればこんなお誂え向きのビーストは入れるしかないですね。

首を傾げているそこの君、ヒュージリーダーズ星人に2マナで5/4が出るって言ったら絶対強いって言うから試してみろ。

強さの割にあんまり話題にされてないですが、専用デッキではかなり優秀な打ち消し。

中盤以降に行動と構えを両立したいときに頼りになります。

ビーストであり鳥であり人間。

変容したクリーチャーをコピーすると全ての文章欄を得られますが、同じクリーチャーをコピーすると対消滅するので注意。

家路キマイラが揃っているときにコピーすると家路家路キマイラキマイラが作れます。

おわりに

2022年最後の記事はちょっと強そうなデッキになりました。

今年はヒュージリーダーズ人口もますます増え大変よい1年でしたね。

私は晴れる屋TC東京でも毎週日曜日に交流会が開かれるようになり、参加できる限りは毎回新デッキを持ち込んだりと、とても充実したヒュージ生活を送っていました。

紹介してないのだけで10個以上デッキあったんですが、そのうちまとめて一本の記事にしようかな…………。


来年もさらなるヒュージリーダーズの発展に期待しています。

それではまた、ヒュージな世界で。

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