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【ヒュージ・リーダーズ】ヒュージ9.0【擬態の原形質/The Mimeoplasm】


はじめに

「ヒュージ2.0」という概念があります。

簡単に言えば「強力な呪文は対戦相手に奪われることを前提としたヒュージリーダーズ」なのですが、だいたいcヒュージの意で使われることも多いです。

私もたまに2.0対応の記事を書きます。


しかし、ヒュージ2.0が極めて大きな問題を抱えていることは記事公開時から明らかでした。


2.0という数字はヒュージではないのです。


ハムスターの国の時計には8と6以外存在しないように、ヒュージリーダーズ星に5未満の数字など不要。

ということで、私は研究の末にヒュージ9.0に到達しました。

ヒュージ9.0とは

つまるところ「9マナのカードを大量投入したヒュージのデッキ」です。

マナ総量が重要となるデッキとには《報奨の祝賀者、イモーティ》や《謎めいた君主、イェンネット》が存在しますが、ヒュージ9.0はジェネラルでないところに9.0たる所以があります。


そう、《ゴロゾス》です。

戦場に出たとき好きなだけ9マナのカードをサーチする豪快極まりない能力に加え、変成により3マナで1枚だけサーチすることも可能です。

この能力を攻防に活用することにヒュージ9.0の真髄があるといえるでしょう。

攻めの9.0

攻めの9.0を担うのが《生網明神》

なんとゴロゾスでサーチした9マナ生物をインスタントタイミングで大量展開できます。

サーチ可能な《エント最後の進軍》と考えるとかなりイケてますね。

守りの9.0

ヒュージ2.0では、ピッチスペルのコストになる手札の青いカードの量が防御力に直結します。

このデッキはゴロゾスを出せば青いカードを大量に増やせるようになっているため、ピッチスペルで返しのターンを凌ぐ構えを作れます。

序盤以降パッとしない《開拓+精神》などをデッキから抜き取ってしまうのもよいでしょう。

分割カードのマナ総量は「2枚のマナ総量の合計」


ということで、《ゴロゾス》は出せさせすれば攻防いずれにも役立つことはご理解いただけたでしょうか。

出せさせすれば。

とはいえ、9マナはヒュージといえどなかなかお高いマナ域ですね。

一体どうすればいいんだろう…………。

5.0=9.0

ということで、5マナでゴロゾスを出せる手段を複数搭載しました。

ようやく統率者の紹介です。

変成したゴロゾスを追放し、手札を9マナで溢れ返らせましょう。

狂ったサイズの防衛持ちが見られるので非常に面白いです。

大量サーチでディスカードを発生させることで再び追放するカードを用意できるのも好相性。

合計9マナ!!!

まさに《ゴロゾス》のためにあるカードです。

変成によるサーチがそのままリアニメイトの対象の用意になる構造は美しいの一言。

青さえあれば理論上成立するヒュージ9.0に黒を足す最大の理由です。

最大の理由その2です。

ヒュージリーダーズなんだから最大の理由はいくつあってもいい。

無からゴロゾスチャレンジができますし、適当な9マナクリーチャーが2体出てくる可能性がそれなりにあるのはヒュージ9.0の賜です。


以上、ヒュージ9.0のあらましでした。

では、デッキを見てみましょう。

デッキ

採用カード抜粋紹介

融通の効く除去として運用できる一枚。

《擬態の原形質》との相性もよく、超サイズの格闘で盤面を更地にします。

《具現の技》の実演で相手にコピーさせた分を帳消しにできたりもします。


唱えたときの誘発で《ゴロゾス》を釣れるため信頼性のより高いリアニメイト手段です。

本体のスタッツも極めて良好でよし。

最低で1.0になる9.0です。

探査によるコスト軽減で《ゴロゾス》回収から変成までを1ターンで行いやすいのが魅力。

魂力持ち生物を回収することで対応札を増やすなどの汎用性も見せます。

無限コンボのパーツになる《シブシグの徒党》といい、シルムガル様はヒュージ用にゾンビを作成していた……?

一応必殺コンボも用意したほうがいいかなと思って採用しました。

《アミナトゥの占い》を3回コピーしてライブラリーを24枚消し飛ばし、《明日の標》だけにして無限ターンを狙います。

それほんとにいける? と思うかもしれませんが、《ゴロゾス》の圧縮や《具現の技》込みでだいたい足りるはずなので頑張りましょう。

おわりに

ヒュージ9.0、いかがだったでしょうか。

皆さんお気づきの通り、《報奨の祝賀者、イモーティ》や《月のクラーケン、ブリネリン》でヒュージ6.0や《一なる否命》でヒュージ12.0を名乗ったりできるガバガバ理論なので、雑にヒュージ○.0とつけて遊びましょう。

ヒュージリーダーズは2.0や9.0を目指さなくても楽しい素敵なフォーマットなので、楽しく遊べたらなと思います。

ではまた、ヒュージな世界で。

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