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「関ジャニ∞の錦戸亮」が好きだった人間が「錦戸亮 LIVE TOUR ”NOMAD”」にいった話

どうも。さむです。
しばらく更新を止めてました。すみません。

以前、「私が好きな「錦戸 亮」と「関ジャニ∞」の話」という記事を書かせていただきました。
あのときは気持ちの整理も兼ねて記事を公開したんですが、
今回も気持ちの整理と、シンプルに感想を残しておきたいという気持ちがあったので、このタイミングで記事を作成しています。

2019/11/27に大阪のなんばHatchで開催された、「錦戸亮 LIVE TOUR ”NOMAD”」に行ってきました。
正直、最初にツアーを開催するというお知らせを見たときは、気持ちがついていけず、混乱していました。
まだ、亮ちゃんが「関ジャニ∞」を抜けてしまったことを受け止めきれていなかったから。
たまたま、錦戸担の知り合いに声をかけてもらい、ツアーに行けることが確定した後でも、
亮ちゃんが一人でステージに立っている姿が想像できないままでした。
想像のできない亮ちゃんのライブが近づくにつれ、もはや無になってました。

そして当日、なんばHatahの外で並んでるときに、不安になったことがありました。

私、ライブハウスで暴れずに見るの初めてじゃん

まじで、は?って感じだと思うんですが、私が過去ライブハウスに行ったことあるのは、女の子の地下アイドルだけと言っても過言ではない状態。
しかも地下アイドル現場に通っていた時は周りにいたのが男性のオタクだったこともあり、踊るか暴れるか雄叫びをあげるかみたいな、見るに耐えない姿しか出してないし、数ヶ月前までドームでライブを行なっていた大好きな人をどのようなスタンスで見ていいかわかりませんでした。(大真面目)
というか、そもそも亮ちゃんを好きな人はどういうテンションでこの箱でライブ見るの?!?!?
ってめちゃくちゃ混乱しました。

まあ、そんな話はおいといて。
運よく、なんばHatchのアリーナの真ん中辺り、亮ちゃんの視線の先みたいな場所を確保できた私たちでしたが、
開演時間が近づくにつれ、変なテンションになっていきました。
本当に直前まで、1人でステージに立つ亮ちゃんを想像できないままだったし、
どういうスタンスで見ていいのか、ステージを見た瞬間私自身がどうなってしまうのかわからなかったから。

そして開演時間。暗転。スポットライトがついた瞬間、1人でステージに立つ亮ちゃんがいました。
「本当に1人なんだな」というのを認識した瞬間、いままでたまっていた気持ちがすべてあふれるかのように泣きました。
今までは、亮ちゃんの横に関ジャニのメンバーがいて、それがなくなってしまったということを認識して悲しかったのもありますが、
「亮ちゃんが自分のやりたいことをやっている」のを目の当たりに、本当にうれしかったから、っていうのもあります。
そして、亮ちゃんの歌声を聴いたとき、「あ、大好きな亮ちゃんの声だ、また亮ちゃんの声が聴けてよかったな」って、また涙が止まらなくなりました。

若干ネタバレを含みますが、ライブの中で亮ちゃんが作った昔の曲をやってくれました。
それには賛否両論、さまざまな意見があったのを見かけました。
「関ジャニのため、関ジャニで歌うために作った曲じゃないの?」という意見を見たとき、なるほどな、と思った部分はもちろんあります。
私の解釈なので、もちろん真偽の程はわからないけれど、
「亮ちゃんがやりたいことやるのには、過去が前提としてある」から、
昔の曲をやってくれたのかなあと思います。
もちろんそれだけじゃないと思うし、間違ってるかもしれないけど、
私自身の感想としては、「過去の亮ちゃんを亮ちゃん自身がなかったことにしなかった」という風に捉えることができたので、昔の曲をやってくれてよかったなと思っています。
あと単純に、今まで聞きたいと思っていたけど、聞けなかった曲を聴けたっていうのが嬉しかったのはあります。

ここからは私の自論語りになってしまうのですが、
亮ちゃんが関ジャニを脱退するという発表があった日から今の今まで、
亮ちゃんが関ジャニにいたころの映像は見れないですし、5人で歌っている関ジャニを何も考えずに見ることができません。だって、今後、関ジャニにいる亮ちゃんを見ることは叶わなくなってしまったから。
以前も書いたような気がしますが、亮ちゃんがやりたかったこと、5人が関ジャニでやりたかったことを否定する気はまったくなくて。
ただ、関ジャニから亮ちゃんがいなくなってしまったという現実に目を向けることができないんです。
映像は見れないのに、まだ、亮ちゃんがいたころの関ジャニに縋ってしまう。
自分でもすごく矛盾してるなあとは思っています。

だけど、今回亮ちゃんのソロツアーに行くことができて、若干ではあるけれど、自分の中で消化できたものはありました。
自分の目から見えた亮ちゃんはすごく楽しそうで、輝いてて、素敵で、とてもかっこよかった。
関ジャニにいたころの亮ちゃんがそうじゃなかったというわけではなくて、
「自分のやりたいことができるようになった亮ちゃん」が、とてもかっこよく見えたし、楽しそうだった。
今まで、ライブでのMCでは自発的にしゃべるというよりは、他のメンバーに話を振ってもらって話している印象が強かったけど、今回のツアーは1人でファンとのコミュニケーションをとらなきゃいけない状況だった。
だからこそ、亮ちゃんの言葉がたくさん聞けたと思います。
それは演奏も歌うことも一緒です。
たくさんの亮ちゃんの「思い」を自分なりに咀嚼をして理解をしたつもりです。

亮ちゃんがジャニーズ事務所を退所して、さまざまな形でわたしたちファンと関わりをもってくれるようになりました。今回のツアーもそのうちの一つだと思っています。
今まで、メディアに切り取られた亮ちゃんしか見れなかったのが、「亮ちゃん」というコンテンツを自ら発信してくれるようになって、知らなかった一面を知ることができるようになった。
それって本当にすごいことだし、うれしいことだと感じています。
今はまだ、「亮ちゃんがいた関ジャニ」に縛られてしまっているけど、
これから亮ちゃん自身が発信してくれる「亮ちゃん」というコンテンツをたくさん見て、
いつか、笑顔で、純粋な気持ちで「亮ちゃんがいた関ジャニ」と「5人の関ジャニ」を見ることができたらいいなと思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました

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