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誰も評価してない東京パフォーマンスドールを語る#11 [Vinyl編]

東京パフォーマンスドールがCDを初リリースしたのが1990年5月。この頃には音楽ソフトを購入している大半の人がアナログレコードからCDへとシフトしていた時期となります。

東京パフォーマンスドールが当時リリースした作品もアナログ作品で発売されたものはなく、すべて8cmCDもしくは12cmCDでのリリースでした。

2000年代に入るとレコードの流通量は限りなく低くなり、2010年には1億7000万円程度にまで落ち込みます。しかし、2010年以降レコードの売上が再び伸び始めるのです。

アナログレコードの売上が底をついた2010年の1億7000万円を基準にすると、2021年はそこから約23倍の39億円と、約10年で爆発的な伸びを見せているのだ。

集英社オンライン

アナログレコードの復刻・リイシューなどで数多くの作品がリリースされています。若い世代にもアナログレコードが受け入れられたりもしているようです。

アナログレコードでのリリースがなかったパフォーマンスドールの作品からも数作がチョイスされリリースされました。


Yuki from O.P.D 「Ruby ~悲しい自由~」

2016年8月19日|C/W 「夢のWEEKEND」

O.P.D(大阪パフォーマンスドール)~WEST END x YUKIとして活動した武内由紀子ことYUKI!! CHOKKAKUプロデュースのAサイド、藤原ヒロシとクボタタケシがプロデュースしたBサイド、共に90'sアイドル歌謡のスーパー・キラー・チューンです。

ディスクユニオン
サブスクでは未配信

木原さとみ 「Carnival」

2017年11月3日リリース|C/W 「Carnival (backing track)」

小西康陽選曲のJ-POPコンピ『エース2』(MHCL 2699)よりアナログシングル企画リリース第3弾!2017年「レコードの日」企画商品。
元東京パフォーマンスドールのリーダー木原さとみが1995年にリリースしたソロ6枚目のシングルを初のアナログ・リリース。
カーディガンズの同名ヒット曲の日本語カバーでDJの間でも根強い人気の1枚
カップリングにはオリジナルはカラオケ・トラックを収録!

ディスクユニオン

米光美保 「恋は流星 SHOOTING STAR」

2020年8月8日リリース|C/W 「MOONLIT MERCY」

1994年12月に発売された2nd Album「From My Heart」に収録された「MOONLIT MERCY」と1995年10月に発売された3rd Album「FOREVER」に収録された吉田美奈子の不朽の名曲「恋は流星」の2曲(いずれも角松敏生produce作品)を和モノAtoZのDJ CHINTAMがセレクトしてEP用にEDITして、7inchアナログ盤としてリリース!(初アナログ盤化)。Cuttingエンジニアは世界的巨匠バーニー・グランドマン。

ディスクユニオン

東京パフォーマンスドール 「WAKE ME UP!!」

2020年12月23日リリース|C/W 「WEEKEND PARADISE」

初代から数えて今年で結成30周年を迎えた東京パフォーマンスドール。(現在は2代目東京パフォーマンスドールが活動中。)結成30周年を記念して初代メンバーがグループとして初めてリリースした「WAKE ME UP!!」(当時8cm CD)を完全生産限定7inchアナログ盤(透明Clear Vinyl)として発売!!

SonyMusic

個人的には木原さとみの選曲はあまりにも意外。東京パフォーマンスドールも「CATCH!! / OVERNIGHT SUCCESS」の方がウケるような気がするんだけれども…。

私自身が現在アナログレコードの再生機器を所有していないので上で挙げたEPは未所持となっています。というか、「今」じゃなくて活動していた「当時」に買って応援してあげて欲しかったというのが率直な感想。

個人的にはアナログ化よりもCD-BOXなり映像作品を出してもらうほうがとてもありがたい。


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