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勝手に1年記念日

INIの推し、池﨑理人君に出会って今日でちょうど一年が経ったので、この一年で彼について印象に残っていることやひとつ深く沼にハマった出来事などを振り返ってみたいと思う。その気は無かったのに、気づけばオタクとしての記事ばかりになってしまっているなあ、、、。

彼の好きなところについては、自分の持っている語彙を総動員して丁寧に紡いだ誕生日の記事があるので読んでもらえたら嬉しいです。



2021年12月18日:出会い

違反ダンスとの運命の出会い。上の記事にも書いているけど、彼との出会いはオーディションの再評価テストの違反ダンスだった。「池﨑理人 違反ダンス」などで調べるとYouTubeなどで見られます(合法か分からないのでここには貼らないでおきます)。

初めて保存した彼の写真はこれ。

なんか、、、うん。といったチョイスだな。インスタのストーリーのアーカイブを見返すとこの日以降は彼で染まりきっていて笑っちゃう。”推し”になりそうだなと思える人に出会って、若干距離を取ろうとしながらもその人についてひたすら調べる時の高揚感は何にも代えがたいですよね。

一応受験生だったんですけど、昼休みや寝る前の少しのスマホ時間を全て彼に使っていた気がするし、受験直前にはRUNWAYに支えられてなんとか踏ん張っていた記憶もあります。




12月31日&1月1日:年越し

雑多オタクの年越しは忙しい。紅白でジャニーズを見てバックについているジュニアにまで目を凝らす。カウコンの配信もある。曲のシャッフルや一夜限りのユニットがあったりするから見逃せない。23時45分からはCDTVが始まるのでタイムテーブルをチェックする。

INIは事務所の先輩グループであるJO1とともに、確か0:30頃、皆がまだ起きている一番良い時間にCDTVに出ていた。

個人的に大好きなRocketeerのMV衣装(片袖の無いオレンジのTシャツを着て、カーキのつなぎを腰で結んで履き、透明なハーネスをつけている。衣装さん本当にありがとうございます。最新曲を合わせても通常衣装の中ではこの衣装が一番好き。)(カッコ書き長いよ。)を着て、新年早々ご尊顔を輝かせていた。バッチリ決まった「And you can watch it flying rocket」に沸きながらも数日前に知ったアイドルを見て年を越している自分が今思えば滑稽でもあったな~と遠い目をしてみる。




3月9日:はじめてのプラメ

受験が終わってクレジットカードを作ったら一番に登録しようと思っていたものがあった。それはプライベートメールだ。メンバー1人単位で登録できて、直接自分のメールボックスに推しからメールが届くというなんとも素晴らしいコンテンツ。

3月8日にはセカンドシングル『I』のアーティスト写真が公開されていて、その次の日、「新しいビジュ似合ってるかな?」というようなメールが生活感たっぷりのかわいいセルカと共に届いた。初めて”池﨑理人”という通知を見たときは少し、いや、かなり狼狽えましたね。

どんなにお金に余裕が無くても彼のプラメだけは絶やさずに取っていて、あ~なんか今日いつもより疲れたな、しんどいなって時に彼からメールが来るとどんなに短くてもなんだか少し活力が湧いてきます。プラメ、INIが提供してくれるコンテンツの中で一番好きかも。きっとプラメが無かったらここまで彼のことを好きになっていない気がするなあ。この記事、好きなプラメを振り返るばかりになってしまう可能性がある。




3月27日:CALL119初披露

忘れられないパフォーマンスのひとつ、王様のブランチでのセカンドシングル表題曲『CALL119』の初披露。デビュー後にINIを好きになった私にとって、シングルの情報解禁や事前プロモーションをリアルタイムで追えるのは初めてでした。

正直、このパフォーマンスの池﨑理人さんを見て私はかなりの衝撃を受けた。ダンス、上手くなりすぎだ。CALL119の一番の歌い出しは彼が担当していて、「見違えた俺にたじろぎ」という歌詞がある。その通りだった。素人がどうこう言えた話では無いけれど、デビュー曲より格段にレベルが上がっている。立ち位置もよくなっていた。一概に上手いメンバーが良い位置を貰えるとは言えないが、サビやダンスブレイクでダンス経験者のメンバーがセンターに来ることを考えると、ポジティブに受け取っても良いと思う。

私はこのパフォーマンスを見て、自分が思ったよりINIのことを好きであると実感した。”受験マジック”とはよくあることだ。受験勉強の疲れやストレスから簡単にアイドルなどにハマってしまうこと。好きになった時期が時期だったので、それかもしれないという気持ちもどこかにあった。しかし私はこの日、自分がINIを好きなのは受験マジックなんかではないのだと悟る。

そしてこのセカンドシングル活動期間に夢のようなことが起こる。CD一枚につき一口抽選に応募できるオンライントーク会、通称ヨントンの当選だ。




7月24日:ヨントン

メンバーのコロナ感染による延期を経て、待ちに待ったヨントン当日。朝からずっと3cmくらい浮いているような気分だった(ドラえもんより浮いてたんだ)。前日にようやく決まったカンペを印刷して、いつもより時間をかけてメイクをして、彼と同じ場所に開けたヘリックスの透明ピアスをお気に入りのシルバーのものに付け替えて、家の中で一番よく映る場所を探した。

私が当選したヨントンは30秒で、文字通り夢みたいなくらいあっという間だった。終わった直後は大好きな推しが30秒間、画面越しとはいえ私だけを見て、私の声だけに耳を傾け、私に向かって眉を八の字に傾けて笑いかけていたことやありがとうと手を振ってくれたことが信じられなくて、何故かゲラゲラ笑っていた(本当に何故?)。

それまでの池﨑理人さんの勝手な解釈としてはかなり素のままの彼でアイドルをしているというか、こう言うと聞こえが悪くなるけれど、一般人の彼のままアイドルをしているような印象だったんですよね。でもこのヨントンで、手慣れた様子で私の要望に応えてくれたところ(そのおかげでカンペを二枚とも理想の形で消費でき、言いたい事も言えた)やイヤホンの調子や画面外の何かを気にしながらも私の話をしっかり聞いてくれた様子から、”彼は仕事でアイドルをしているんだ”という事実を生で感じて、本当に興奮しちゃったなあ。「職業:アイドル」、好きだ。

人生で初めてのヨントンが彼でよかったし、これが最初で最後でもいいとすら思っている。




8月25日:KCON LA後のプラメ

このことは冒頭に貼った記事でも言及しているので簡潔に済ませたいと思う。私は言わずもがな現地には行けていないのですが、本当に盛り上がったようで、皆も達成感得られてるかな、手応え感じたかな、なんて思っていた時に届いたメール。いつもはプラメであまり長い文章を書かない彼が送ってくれた長文のメールからは、私が想像していた以上に悔しさが滲み出ていた。私はこのメールからとれる彼のアイドルとしての覚悟みたいなものにかなり衝撃を受けたのだ。

そして、もっと気合いを入れて頑張るという内容の最後を「今日も一緒に頑張ろ!」という言葉で締めてくれる彼のメールは、いつも”私は私で私の生活を頑張らないといけない”という気持ちにさせてくれる。個人的な感覚の話になるけれど、推しの「一緒に大きくなろう」という言葉には正直全然ピンと来ない。大きくなるのは推しだし、こちらが大きくなる手伝いをしたいという気持ちにさせるのも推しだ。私は別にアイドルと一緒に大きくなりたいわけじゃない。そして何より、私は私が幸せになる為に推しを推している。その視点で言うと彼は、アイドルとしての自分の頑張りとファンそれぞれの生活における頑張りを切り離しているように感じられることが多々ある。私は彼のそんなところが好きだ。

全然簡潔に済まなかった。




8月30日:彼の誕生日

夏の終わりの思い出が彼の誕生日で飾られることが本当に嬉しい。それだけで、ファンをずっと続けたいとすら思ってしまう。

8月30日は、彼の21歳の誕生日だった。好きになってから初めて迎える誕生日、何をしようか迷ったけど、大好きな言葉を私にできる精一杯をかけて綺麗に編んでプレゼントにした。届いているかは分からない。届いていない可能性のほうが勿論高いし、別に読んでほしくて書いたわけじゃない。でも自分の気持ちに言葉を充てて輪郭をつけることで、好きを実感できたのが嬉しくて、ホクホクしていた。ハッピーな奴。

推しの誕生日は、自分の好きな人がたくさんの人に愛されていることを実感できるから大好きだ。たくさんのファンが彼の為に紡いだ言葉や作ったケーキや描いたファンアートを見て、一生8月30日でいいのに、と思った。”夏休みが終わってほしくないから”という理由以外で夏の終わりの延長を願ったのは人生で初めてだった。

私は来年も8月30日をひとつの指標にして生きていくのだと思う。





11月12日:一番忘れられないプラメ

11月12日、何かの記念日なのかな?と考えてくれた方もいるかもしれませんが、何の日でもありません。ただの、11月12日。この日は彼からいつになく覇気の無いメールが届いた。私はこれが本当に忘れられない。もしプラメが無料コンテンツだったら、私は池﨑理人さんのこういうところが好きだと全世界に発信していただろう。

勿論これは有料コンテンツなので詳しくは濁しますが、珍しく午前中に届いたメールは、○○元気か?という問いかけから始まって昨日は理由もなく気分が沈んでいたという内容が書かれていた。

弱みを晒してくれたことに少し嬉しくなったのも束の間、衝撃的に愛おしかったのはその後で、どうにかしなきゃと音楽を聴きながら散歩をしたら直ったし食欲も湧いたしドラマも見て最高の日やった、と締めくくられていた。いや、どう考えても立ち直っていない。憂鬱を黒いクレヨンで無理やり塗りつぶすような(爆笑)の文字、!も何もない「最高の日やった」という締めの言葉。これで隠せてるつもりなの?と言いたくなってしまうくらいだった。彼は嫌がるかもしれないけど、こういう決して強くなくて不器用なところが大好きだ。

先日リーダーである柾哉くんがインタビューで言っていたこの言葉で確信したことだけど、彼は人に弱みを見せるのがヘタクソだ。ちょっと心配になることもあるけれどそんなところが最強に愛おしいし目を離したくないと感じさせられる。この日のプラメは宝物だ。






こんなところだろうか。しがないオタクの備忘録をここまで全て読んでくださった方、本当にありがとうございます。

昨日からINIは初めての単独ツアーが始まって、私も来週初参戦する予定です。きっとライブに行ったら彼を一段と好きになってしまうのだと思うから、またすぐ彼やINIに関する記事を書くことになるんだろうな。


個人的2年目も、きっと彼のことが大好きだ。「好き」よりも深くて、「愛」よりも一方的で、それでいて「尊敬」よりも柔らかいようなこの気持ちを、また一年間大切に持っていられますように。

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