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【井土アレザレキャンパス2024】ヨシ入門編、始めます!

「井土アレザレキャンパス」では、井土の地域資源を「あれざれ」(※仙台弁で「あらいざらい」の意味)使いこなしていくことを目的に活動していきます。今年度は海辺のヨシに注目!ヨシの使い方は、プロダクトデザイナーの小松大知さんがナビゲートします。
以下の4つのプログラムにすべて参加して、「井土アレザレキャンパス 〈ヨシ〉入門編修了証」をゲットしましょう!


1.日程

【第1回/井土のヨシ見学+ヨシ刈り】
井土地区のヨシは、かつては質が良くて評判でしたが、現在では手入れが行き届かず、劣化が進んでいます。井土地区のヨシ原を見学して現状を確認するとともに、夏の講座で使用するヨシを調達します。
〈日時〉2024年6月30日(日)10時~12時
〈集合場所〉井土集会所(仙台市若林区井土字宅地19-2)
〈ゲスト〉高橋栞さん(東京大学大学院博士課程)
〈参加費〉100円

【第2回/ヨシをつかったモノづくり①(夜を灯すあかり)】
第1回で収穫したヨシを使って、夜の井土地区を照らす灯りをみんなで作ります。
〈日時〉2024年7月20日(土)10時~12時
〈会場〉井土集会所(仙台市若林区井土字宅地19-2)
〈参加費〉500円

【第3回/ヨシを使ったモノづくり②(ミカド)】
「ミカド」と呼ばれるテーブルゲームを、ヨシを素材にしてつくります。つくった後は、みんなで遊びます!
〈日時〉2024年11月2日(土)10時~13時 ※「第4回井土プチマルシェ」と同時開催
〈会場〉マルシェ会場(仙台市若林区井土字宅地33)
〈参加費〉500円

【第4回/座談会:良いヨシを育てるには?】
これから、井土地区で再び質の良いヨシを育てていくために必要なことを専門家の方々から聞きながら、私たちができることを考えていきます。
〈日時〉2024年12月7日(土)10時~12時
〈会場〉井土集会所(仙台市若林区井土字宅地19-2)
〈参加費〉無料

2.ナビゲーター・小松大知さん

ヨシの使い方をナビゲートしてくれるのは、プロダクトデザイナーの小松大知さんです。2023年度から井土地区のヨシの使い方を検討していただいています。

【小松大知さん】
1991年 宮城県仙台市生まれ。
東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科を卒業。
富士ゼロックス株式会社、NOSIGNERを経た後、長野県にて木工や家具制作の技術を学ぶ。古材ベンチャー企業にてオーダー家具や什器のデザイン・制作を行い、2021年に「TORCH」として仙台市にて独立。
家電 / ジュエリー / 家具 / 伝統工芸 / 生活雑貨 / 文房具 / 酒器 / グラフィクデザインなど幅広いデザインの経験を活かし、長く愛されるものづくりを目指している。

3.注意事項

・定員は各回20名になります。
・1回だけの参加でも大丈夫です。
・4回通しで参加していただくと、「修了証」をもらうことができます。
・小学生以下の方は、保護者同伴での参加をお願いします。
・上記以外の詳細については、お申込みいただいた皆様に個別にご連絡させていただきます。

4.申し込み方法

以下のいずれかの方法で「参加者氏名」「電話番号」「参加希望日」をご連絡ください。
①電 話 080-1670-1575(大友)
②メール ido9840842@gmail.com
③Google Form
https://forms.gle/WGSruZCm5phBwSdYA

5.「Circulation for Temporary Commons」について

かつて、松林や谷地から共同作業で地域資源を得てきた仙台市沿岸部集落は、石油化学製品の代替が進んだことで素材の手入れをしなくなり、コモンズ(共有地)も失いました。しかし、住民は資源とともに暮らしを作った記憶を持ち、今日まで受け継がれています。本プロジェクトでは、この記憶をもとにアーティストらが地域へ介入し、持続的な資源循環を見据え「現代的なコモンズ運営は可能か」という問いへの応答を試みます。
〈公益財団法人福武財団 2024年度地域振興助成「アートによる地域振興助成」採択事業〉

〈主催〉Temporary Commons 実行委員会
〈企画制作〉井土まちづくり推進協議会
〈協力〉井土町内会、せんだいメディアテーク
〈助成〉公益財団法人 福武財団

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