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井土の「今」を発信していきます!

【井土地区の概要】

仙台市若林区井土地区は、東日本大震災で発生した津波によって甚大な被害を受けたことから、当初は地区全体が災害危険区域となることが想定されていましたが、最終的には地区の大部分が災害危険区域から除外されて再建可能となりました。しかしながら、仙台市震災復興計画が策定された2011年11月の時点で多くの住民が安全な内陸部へと住居の移転を果たしており、103 世帯のうち井土地区に残ったのはわずか11世帯でした。井土町内会は存続したものの、居住者の高齢化に伴う井土地区の自治機能の低下や宅地跡地の荒廃化等、さまざまな課題が地区内に見られるようになりました。

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【現在の取り組み】

上記の課題と向き合うために、2021年7月に震災前まで井土地区に暮らしていた住民が集まり、当地区の今後について積極的に、そして前向きに検討していくための住民団体「井土まちづくり推進委員会」が設立されました。かつて暮らしていた住民へのアンケート実施やお便りの発行をとおして、「ふるさと」としての井土の継承を多世代で考えていくための場づくりを始めたところです。

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