今年の五月はクソクソ暑いので夏を先取りして一人で花火に興じてみたレポ
みなさんこんにちは。
突然ですが、僕の心の叫びを聞いてください。
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暑い!!!!!!!
あまりにも暑い!!!!!!
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大きな声を出してしまい、大変失礼いたしました。
最近常々思っていることですが、今年の4月・5月は暑すぎです。
もうこれは、5月上旬にして早くも夏が到来したと表現しても差し支えないでしょう。
暑がりで汗っかきな僕にとって「夏」とは「忌むべき敵」であることは言うまでもありませんが、残念ながら季節のうつろいを止めることは僕ごときには不可能です。
やってきた「夏」を追い返すこともできない以上、腹を括ってヤツと向き合わなければならないことは明白ですから…
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どうせなら、「夏」を思いっきり楽しんじゃおう
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…とはいえ、「5月は『夏』」という意見は僕が勝手に言い張っているだけのものですし、世の中はまだ夏のスピードについて来れずにいます。
海開きもまだですし、プールもやっていません。
では今からすぐにエンジョイできる「夏」とは何でしょう?
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そうだ、花火をしよう。
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…ということで、さっそくドンキで手持ち花火を買ってまいりました。
Happy Halloween!!!
一周まわって夏を超え秋まで先取りしてしまっているパッケージにはいささか不安を覚えますが、花火は意外と長持ちするらしいのでまあ大丈夫でしょう。
(花火以外にも、蝋燭やライターなど必要そうなものは買い揃えて来ました。)
こんな時期に急に花火をしようと誘ったら多分断られてしまうので、哀しい気持ちになるくらいなら、と友人を誘うことはしませんでした。夏になったら誘います…多分。
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さて、せっかく「夏」に花火をやるならロケーションも大切です。
まことに勝手ながら、僕の脳みその中で
「夏といえば海、夏といえば花火。ゆえに、花火といえば海。」
という論理的に妥当でない議論が行われたため、今回はとある海岸で花火をすることに決定しました。
きちんと海岸の管理者に花火をしても良いか問い合わせたところ、無事に許可をいただけました。
「え…?この時期に…?一人で…?」みたいな動揺の気持ちが反応から読み取れたのは気のせいだと信じます。
あとは、当日に雨が降らないようてるてる坊主をぶら下げれば事前の準備はバッチリです。明日に期待を膨らませて、今夜はぐっすり眠りましょう。
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当日。
暗ぇ〜!
とはいえ、前日に確認した時点でも降水確率60%という予報があったくらいなので、雨が降らなかっただけ運が良かったと言えるでしょう。
(雨が降ったらどうするつもりだったんだ)
海岸に着いた時点ではまだ日も沈んでおらず、連休中だからかサーファーや観光客がそこそこ歩いていました。
人通りが多い中で花火をするわけにもいかないですし、明るさ的にもはじめるにはまだ少し早いと判断したため、日没までしばらく待ちます。
ちなみに、日没を待つ間に少しずつ気温が下がってきて、この記事のコンセプトが揺らぎつつあったことは内緒です。
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さて、日没から約1時間ほど経ち、人通りも大分減ってきましたので、早速花火を始めましょう。
まずは普通にやってみます。
た、楽しい〜〜!
花火をするのは久しぶりだったのですが、想像していた以上に楽しい。
ただ勢いよく火花が飛び出ているだけなのにどうしてこんなに楽しいんでしょうか。
物足りないので二刀流もやっちゃいます。
楽しい~!
楽しい。2倍楽しいといっても過言じゃない気がする。
写真は「二つの作業を平行して進める横着な溶接工」みたいになっていますが、やっている本人はめちゃくちゃ楽しんでいます。
しかしまだまだもの足りません。
ただの2本持ち程度ならば、どんな集団にも一人はいる「お調子者枠のヤツ」が日本中ですでにやっている気がします。
せっかく「遠くに座っているカップルや学生の集団の奇異の目にさらされるリスク」を冒しながらひとりぼっちで季節外れの花火をやっているのだから、複数人での花火では絶対にできない(やったら危ない)ようなことをやってみたい。
となれば、やることは決まったも同然です。
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楽しい~!!!!!!!
さすがにこれは一人じゃなきゃできないでしょう。いやできるのか?
いずれにせよ、回転しながら手持ち花火を振り回すなんて周囲に人がいたら危なくてたまったもんじゃないですから、人が少ない季節外れに一人でやる利点が存分に発揮されたと思います。
悔やまれるのは、自分の三半規管を信じてやれず、回転速度の限界に挑めなかったことでしょうか(僕は、最高速度の場合その場で1回転するだけでもダウンするレベルで三半規管が弱いので、もしも回転速度を上げていたら、おそらくそれ以降の花火を全く楽しめないような体調になっていたと思います)。
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まだまだ行きましょう。
世の中には「花火文字」という遊びがあるようです。
簡単に言えば、シャッタースピードを遅くしたカメラを使うことで、花火の軌道を撮って文字や記号を描くというものだそうです。
この画像を見て、僕はあるものを再現してみたいと思いました。
それは…
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斬撃、作りて~!
オタクのロマン、斬撃です。
僕は、ちょうど良い長さ太さの木の枝を拾っては「聖剣・✕✕」とか「妖刀・〇〇」みたいな名前をつける遊びをこの歳になってもやめられないような人間なので、斬撃を再現できるのでは?という考えが浮かんだ瞬間にテンションがぐぐーんと上がりました(3段階上昇)。
本格的な一眼レフみたいなものは持っていませんが、iPhoneの「Live Photos」機能で長時間露光風の写真が撮れるとのことだったので、さっそくやってみましょう。
こうして…
うおおお!!カッケー!!!
若干へっぴり腰なのが気になりますが、想像通りのものができました。
まさに「斬撃」。火属性の魔法剣そのものと言って良いでしょう。これを使えば森に蔓延るゴブリンの群れも鉄の身体を持つゴーレムもイチコロです。
ちなみに、こればっかりは流石にセルフタイマーでタイミングを合わせるのが難しかったので、ダメ元でも友人を誘っていればよかったなと少しだけ後悔しました。
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さて、いろいろと遊んでいるうちに、用意した花火のほとんどを遊びつくしてしまいました。宴もたけなわ(一人だけど)ですが、そろそろ〆(締め)に入りましょう。
花火の〆と言えばそう、線香花火ですよね。
他の花火と比べると振舞いこそ地味ですが、儚さと美しさで広く愛される花火です。
火を点けて…
はじまった!
盛り上がってkあっ…
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…ということで、5月にも関わらず、思い付きで花火をして遊んでみました。
手持ち花火をすること自体が久しぶりでしたし、ひとりでやるのは完全に初めてだったので、すごく新鮮で楽しい経験になりました。
少々短かったですが、今回の記事はこれでおしまいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、次回の企画「自腹で四尺玉打ち上げてみた」でお会いしましょう。
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すみません。無理でした。
~完~
以下おまけ
当然ゴミはきちんと片づけて帰りました。地面に落ちた燃えカスも可能な限り拾い集めました。
海を綺麗に!!花火が禁止されたら悲しいのでちゃんとしましょうね~
本当に終わり。
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