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錨を上げ、いざ : J1第1節 vs横浜FM プレビュー

皆さんどうも、IDAZoooooNです。

いよいよ来たる2/23(日)、我らがガンバ大阪2020シーズンJリーグの長い旅が始まりますねー。去年の埼スタでの浦和戦から約3ヶ月弱、例年より短いシーズンオフは近年稀に見る積極的な補強が出来たんではと思います。ありがとう襟兄。

まぁルヴァンがあったので一応シーズン2戦目ではあるんですが、やっぱりJリーグ開幕こそが本当の意味での開幕かなと思っております(ルヴァン負けたから余計に…笑)。相手は横浜F・マリノス(以下横浜FM)、昨季の王者です。相当に手強い相手であるとはいえ、「アウェイで王者を叩ければいいスタートを切れる」とキックオフカンファレンスで昌子が言っていたように、今季タイトルを目指すうえでいきなり大きな意味を持つ一戦となりそうです。

通算対戦成績では…

お互いオリ10ということでリーグ通算で58回も対戦している両者ですが(横浜M時代も含む)、成績はガンバの17勝11分30敗と大きく負け越し。しかもアウェイでの成績となると6勝7分16敗、勝率わずか20.8%です。ひえぇぇぇ…(笑)昨シーズンは開幕戦で2-3と敗れ、復調しだしたかに見えた夏場にニッパツで対戦した際には1-3でこてんぱんにされシーズンダブルを食らった苦い記憶も蘇ります。直近日産スタジアムで勝ったのは2017年(1-0:堂安)ですが、それより前となるとなんと2009年にまで遡ります(2-1:遠藤、橋本)。覚えてる人は覚えてると思いますが、飯倉がポロリしてくれたやつですね(笑)

加えてガンバはご存知の通り開幕戦にめっぽう弱く、2011年のダービーで勝って以降(2-1:アドリアーノ、遠藤)もう8年間勝てておりません…。しかし今季は心機一転、2009年以来11年振りにアウェイでの開幕戦となります。その時はフクアリで千葉に快勝(3-0:レアンドロ、明神、チョ・ジェジン)したんですが、果たして今回はどうなるでしょうか。いいように転べばいいんですが…

メンバーはどうなる?

予想スタメンがこちら。

ルヴァン杯vs柏のスタメンから福田→渡邊になるかと予想。結局昌子は残念ながらこの試合には間に合わないのが決定みたいです。アデミウソンは間に合ったとはいえ一応ベンチスタートなんじゃないでしょうかね。さらにさらにこんなサプライズも!!👇🏻👇🏻

奥野が初のトップチーム遠征メンバーに入りました!''井手口2世''と称される奥野ですが、柏戦では本家井手口がいい働きを出来なかったところを見ると、クローザーとして出番があってもおかしくないんではないでしょうか。

対する横浜FMは日本代表DF畠中槙之輔が離脱しており欠場の見込みだそう。代わりには伊藤が入ることになりそうですが、そのあたりビルドアップ時のわずかなズレなどをガンバとしてはしっかり狙っていきたいところです。

展望

CFG(シティ・フットボール・グループ)内のクラブらしく、マンチェスター・シティでペップ・グアルディオラが展開するようなポジショナルプレーを軸としたポゼッションスタイルで''人もボールも動くサッカー''を完成させ昨季リーグを制した横浜FM。対するガンバは昨季終盤ようやく馴染んできた宮本スタイルを基盤として、今季はキャンプからハイプレスを導入。まだまだ完成度は高くはないとはいえ、マッチング的には横浜FMや神戸には割と相性いいんではないでしょうか。小野瀬が「僕らもうまいんで」と豪語するように、個々のレベルで見劣りすることも一切ありません。とはいえ、ハイプレスって全体のまとまりを失うと致命傷になりかねないんですよね。連携が取れていないと、FW2枚が相手DFをむやみに追い回しても結局FWとIH(インサイドハーフ)の間を突かれてビルドアップされてしまいます。

参考にしたいのが、先日のUEFAチャンピオンズリーグ ラウンド16のアトレティコ・マドリーvsリヴァプール。高い位置での即時奪回を目指すいわゆる''ゲーゲンプレス''を軸にしたポジショナルプレーを志向するクロップ監督のリヴァプールを、リトリートとハイプレスを使い分ける堅守速攻をシメオネ監督が築き上げたアトレティコが完璧なまでに抑え込みウノゼロ(1-0)で勝利した一戦です。この試合でアトレティコが見せた守備は素晴らしいものでした。配置優位を生もうとするリヴァプールに対しチャレンジ&カバーを徹底、激しい球際のデュエルに勝利し、さらにスペースを消すことに成功。さらにコンパクトな陣形を保ったまま洗練された横への高速スライドで相手のサイドチェンジも無効化してしまいました。興味のある方は是非ともDAZNの見逃し配信で見てみてくださいね☝🏻️

ただ、ガンバにこれを真似しろというのには無理があります、というかこんな守備出来るのは世界中どこを探してもシメオネ・アトレティコだけだと思います(笑)それでも、ポジショナルプレーを志向するチームに対するチャレンジ&カバーやシンプルな手数をかけないカウンターのやり方というのは見ていてとても参考になる部分が多かったかなと。こちらが主導権を握りながら試合を進めるのは確かに理想的ですが、柏戦の前半のように逆に相手のペースに飲み込まれ押し込まれた時にどういった対応が出来るのかがカギになりそうです。

注目選手はもちろんあの男

注目したいのは言わずもがな小野瀬康介でしょう。ガンバに来てからの横浜FMとの対戦3試合すべてでゴールを記録しているいわば''マリノスキラー''です。

そして何より小野瀬には今オフまさにその横浜FMからオファーが舞い届き、危うく引き抜かれてしまうところでしたよね…。それでも彼はガンバに残ることを選んでくれました。

開幕戦へ向け、横浜FMへのリスペクトも忘れることなくガンバへの忠誠を誓ってくれた小野瀬。ルヴァン杯vs柏(0-1)では2トップで宇佐美とコンビを組みましたが、パフォーマンスは本調子とは程遠い様子でした。まぁ今までやってきたポジションとは違うのでフィットするのに時間が必要なのは承知の上ですが、日曜日には俺達のハートを揺らしてくれることを大いに期待したいと思います。


というわけで…

初めて記事らしい記事を書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか。書いてるとだんだんと期待や楽しみが自分の中でも膨らんでくるんですが、皆さんもこの記事を読んで同じ気持ちになってくれてたら嬉しいです!ちなみに開幕戦、僕もしっかり現地で歓喜を見届けるつもりです。

今回は一発目の記事ということでかなりの量を張り切って書いてしまったんですが、今後はもうちょっと減量してやっていこうと思ってますのでどうかよろしくお願いします(笑)出来るだけ多くの方に読んでいただきたいなと思ってますので、気に入ってもらえたら''スキ''や、ツイートの''いいね''、''リツイート''お願いします〜。

では🙌🏻


(画像はガンバ大阪オフィシャルサイト、Jリーグオフィシャルサイト、Atlético de MadridオフィシャルTwitterアカウントより引用)

(予想スタメン図作成にはTACTICAListaを使用)

(選手名は敬称略)

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