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アジア開発銀行 フィリピンにワクチン調達支援へ

2月1日、アジア開発銀行(ADB)は2021年にフィリピン政府が新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン購入に対し2,500万ドルの支援を決定した。資金は、2020年8月24日にADBが承認したプロジェクト「Health System Enhancement to Address and Limit COVID-19」のおける1億2500万ドルから支払われる。これにより、フィリピン政府はワクチンメーカーに事前に支払いを行い、市民へのワクチンの配達を確保できる。

 フィリピン政府は政府は、フィリピン人の60%〜75%を安全で費用効果の高いワクチンで公平に予防接種するためのCOVID-19ワクチンロードマップを作成。ADBは、財務省によって作成されたコーディネートワーキンググループを通じて、国家ワクチンロードマップに関する政府への技術的助言支援を提供している。

ADBは12⽉11⽇に90億ドルのアジア太平洋ワクチンアクセスファシリティ(APVAX)を発表し、ADB開発途上加盟国が新型コロナワクチンを安全かつ迅速に調達・配布できるよう⽀援を行う方針を発表している。今回のフィリピン支援もAPVAXに基づいた形で行われる。

詳細はアジア開発銀行HPを参照



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