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アジア開発銀行が比へワクチン支援

アジア開発銀行(ADB)はフィリピンによる安全かつ効果的な新型コロナウィルスワクチンの購入を支援するため、アジア太平洋地域ワクチンアクセスファシリティ(APVAX)による4億ドルの融資を承認し、同国は、APVAXの下で資金支援を受ける最初の国となった。

APVAXの下での新型コロナウイルス対応・抑制のための第二次保健システム強化プロジェクトは、フィリピン保健省による、新型コロナウイルス感染症ワクチンの国際的共同購入枠組み(COVAX)により認定されたワクチン、あるいはAPVAXの適格性基準を満たす二国間のワクチン供給業者から提供されるワクチンの調達と国内への配送を支援するものである。

同プロジェクトには、アジアインフラ投資銀行(AIIB)からの3億ドルの協調融資も提供される。ADBとAIIBからの融資により、5,000万人に上るフィリピン国民を対象とした、最大1億1,000万回分の新型コロナウイルスワクチンの調達が手当てされる。

●APVAX(アジア太平洋ワクチンアクセスファシリティ)
APVAXとはADBが昨年末に発表した90億ドルのアジア太平洋ワクチンアクセスファシリティで、ADB開発途上加盟国が新型コロナワクチンを安全かつ迅速に調達・配布できるよう⽀援するもの:迅速なワクチン調達等の財政支援とワクチンの輸送・管理・普及に必要なインフラ、システムの構築等の支援の2つを柱にしたプロジェクトを進行していく。

詳細はアジア開発銀行HPを参照

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