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甘いもの依存卒業=我慢を卒業

甘いもの依存卒業は、ガマンするのを卒業すること。
食欲コントロールがきかないのは、
自分がダメだからじゃない。

「食欲が感情の影響を受けるのは当然のことで、
自分の意志や気合いで調整できるほど単純なものではないのです」

豊永彩子 『整う食事』p.46

食べたいものをガマンしたり、
イライラモヤモヤする気持ちを
ガマンしてがんばっているつもりが、
自分じゃどうにもできない衝動におそわれて、
やけ食いをしてしまう。

そんな時に必要なのは、
ガマンよりも自分自身のふり返り。

衝動を起こした私自身を、じっくりふり返る。
何にイライラしてるの?
何がモヤモヤするの?
たくさん、自分の話を聞いてあげる。

そうかそうか。そうだったんだ。
そう思ってたけど、ずっとガマンしてるんだねぇ。
でも、ガマンするだけじゃ爆発しちゃう。
どうしたらガマンしなくてもよくなるのか考えるために、自分のクセをふり返る。

「私の気持ち」をよく観察して、自分ととことん向き合う。
私はそのプロセスを通して、自分がガマンしなくても生きていけるヒントをたくさん掘り当てた。

大好きな食べ物を食べてるときは、気持ちを思いっきり解放してあげたり、「こうじゃなきゃダメ!」と思っていたことを、「ホントにそうだったっけ?」と見直してみたり。

そしたら、
今の自分を大事にできるようになって
甘いもの依存を卒業できた。

「遠回りをしても、
過程で得られた気づきを大切に」

豊永彩子 『整う食事』p.243