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法人化してからのIDENCE

板谷×かとりく #3


ふじも:それでは、マガジン第3弾始まります。よろしくお願いします〜。


板谷&かとりく:よろしくお願いします。


プロフィール
板谷勇飛(板谷):2001年生まれ。株式会社IDENCE代表取締役。大のあんこ好き。
加藤陸(かとりく):2000年生まれ。3DCGデザイナー。ものづくりオタク。
藤井桃子(ふじも):2000年生まれ。マネージャー。チョコレート好き。




【祝】法人化!率直な実感は?


ふじも:前回、話してもらったのはブランドムービー撮ったとこまでですね。
で、法人化して実際どうだった?


板谷:実際に法人になって、1番最初にTwitterで出したリリースは結構見てもらって、そこでの問い合わせは多かった記憶がありますね。
会社になったことで、今後も一緒にやっていきやすいですねって話になって、追加でリピートで仕事もらえる率が上がったっていうのもあった。
今までは、学生が仕事をしているっていうところで信用的に不利な部分っていっぱいあったじゃないですか。
制作はできるかもしれないけど、契約周り大丈夫なの?とか、スケジューリング・マネジメント体制大丈夫なの?とか、自分が発注者だったとしても怖い部分だとは思うんですね。
そこが法人になったっていうことで、急に信頼感が増したっていうのはあるんじゃないかな。


法人化のリリースお知らせのツイート


かとりく:社内としても、会社になったことで気持ちとして締まる部分はかなりあって、そもそもお金の流れはわかりやすく変わった。


板谷:あー、振込元の口座名が、カ)アイデンスになった時は結構感動した。笑


ふじも:法人化した直後と法人化してしばらくたった今で考えた時に、何か変化はある?


板谷:増えた問い合わせから、さらに実績が増えていくじゃないですか。
その中で、ネームバリューがある会社とか、ちょっと大きめのプロジェクトに関わらせてもらったりすることが増えていきましたね。
あとは大学内で徐々に知名度が上がってきて、慶應関連の研究プロジェクトにクリエイティブとして入らせていただく機会が増えた。
それを受けて、学校教育機関と取引してるという実績があるおかげで、初めてご一緒するクライアントの方にもより信頼してもらえてるかな。
不安がられることは、もう滅多になくなってきたと思う。
最初の頃はそこで悩んでたけど、本当に地道に1つ1つ実績増やしていって、信頼を得られるようになってきている実感がありますね。


かとりく:事務所の移転前とか会社になる前とかは、板谷はなんとかして信頼を得なきゃいけないってずっと言ってた記憶があるんだけど、最近確かに全然言わなくなったな。


板谷:あと、かとりくとかふじも、あらだだったり、ミーティングに出る人たちがちゃんと社会人としての適性を身につけてきたというか、みんなある程度はできるようになってきて、そういう点でもあんまり心配いらなくなってきた。


ふじも:みんな社会に馴染んできたね。笑


板谷:あと、ワークフローが洗練されてきてる。
うちがやってるのは完全オーダーメイド型で、案件の特性によって作り方が全く異なってくるので、新しい形での案件相談が来ちゃうと「うわ、それってどういうスケジューリング組めばいいだろう」って悩んだりしてたんですね。
でも、最近ではいろんなパターンをやらせてもらった前例があるから、経験則を元にスムーズに制作進行ができるようになってる。
そういう細かい積み重ねがあるので、法人化当初と比べても少しずつ変わってるんでしょうね。


ふじも:たしかに。最近スムーズかもね。


IDENCE史上に残るビッグイベント①(東京進出)


ふじも:それでは、法人化してここに至るまでのIDENCE年表におけるビッグイベントを適当につまんで、お話聞かせてください。


板谷:話そうと思えばいくらでも喋れるけど、2つに絞りますね。
まず1つが、藤沢から東京に出てきたということ。これは、元々は事務所が完全に住居用マンションの一室だったから、もうちょっとマシなとこに移りたいよね、みたいな話で。


かとりく:そうね、うん。


内件時の一枚 今では見慣れた街になりました


板谷:東京の会社と仕事する機会も増えてたから、多分東京に拠点構えた方が仕事のチャンス広がるんだろうなって思って引っ越しすることになった。
あとは、意外と湘南台の物件が高かったよね。笑

かとりく:そう、普通にある程度家賃高かった。笑

板谷:それだったら、東京行けばいいんじゃない?みたいなノリでしたね。憧れもあったし。あの時の売り上げからしてもかなり思い切った家賃ではあったけど、その分投資した効果はあったなというか。
今思っても、ここをもっと中途半端なところに決めてたら、仕事の環境違うと思う。


かとりく:オフィスに働く人としての自覚みたいなのも生まれたし。


板谷:藤沢の時はゆるゆると時間が流れてて、あれはあれですごい好きだったけど。でもあのまま行ってたら今の売り上げ規模にはなってなかったんだろうなっていうのはすごく感じる。
総合的にみて、東京に出てきた価値はあった。


藤沢時代のゆるいお花見


かとりく:そんなとこですかね。


板谷:今後事務所をどこに置くか問題、どうなるかわかんないですけどね。


ふじも:もう目黒には飽きたんだ?


板谷:正直なところこんなに都心にいる必要はないかなって。次はもうちょっと広めの物件にしたい。笑


かとりく:地方から出てきて湘南台しか経験してない人間たちにとって、東京はマジで未知の土地だったから、それを知れたのはいろんな意味ですごいでかい経験だ。


板谷:最近は直接事務所に来てくださる方がすごく増えていて、事務所が東京にあるっていうのは大きいんだろうなと思いつつ、別に目黒ほど便利じゃなくてもいいなとも思います。
SFCからのアクセスがいいとsense.の子達も来やすいから、次は小田急沿線にしましょう。笑


SFCでの一枚


IDENCE史上に残るビッグイベント②(チーム強化)


ふじも:じゃあ今聞いた東京進出が、IDENCEビッグイベント1個目ですね。
2個目は?


板谷:会社の体制が大きく変わったことかな。
売り上げ的にはしばらく緩やかな右肩上がりの状況が続いてたけど、ここ最近は急激に成長できてる。
この急激な伸び率の要因は内部にあるなと思ってて、まず、ふじもを採用したっていうのがありますね。
2023年の4月に弊社初の新卒採用でふじもが入って、同時に元々業務委託で頑張ってくれていたかとりくには、役員に参画してもらった。
あらだとマツキに関しても固定契約になりました。
僕自身がプレイヤーも社長業もやりながらマネジメントするっていうのは、さすがに無理がある状態になってきていたので、マネジメント体制も強化しようということで、マネージャーとしてふじもに入ってもらったと。その一つの成果として、このマガジン企画も生まれてますね。


ふじも:そうだね。


4月合宿の様子


板谷:以前はメールの返信に少し時間がかかってしまうこともあったんですけど、今は基本的に当日中に全てお返しをするっていう状態が達成できてる。
スケジューリングに関しても、全社内のクリエイターの動きをマネージャーが把握し、コミュニケーションを取りながら回していくっていう状況がきちんと整理できているから、明らかに変なミスとかも減ってるよね。案件管理ツールの自社開発もやってて、可能な限りDX進めて効率化してます。


かとりく:今まで、制作に対する案件をいっぱい受けてて、全員手を動かす体制だと、制作のことしか考えられない状態に陥りがちだったけど、ふじもが入ってきて制作以外の業務がカバーされてる感覚はすごいある。やっぱり今の方がいい体制だなって感じがする。


ふじも:制作してない側としては、今の制作業務量こなしながら私がやってる業務をみんなで回すのは無理な感じするね。笑


板谷:今ほどの案件ではなかったけど、ふじもが来る前はやってたんだよね。まあだから不完全だったんすよね。苦笑
今はマネジメントをやってくれる人間が入ったことによって、俺も安心してリソース的にもっとできますって言えるようになった。管理してくれているっていう安心感があるのが強いな。
あとは、あらだとマツキがこの4月から週5日勤務、完全週休2日制という状態になりまして。


かとりく:CGの制作リソースがかなり変わった。体制が整ったのがクオリティにも綺麗に直結して、この先のCGは多分レベルが違うものになっていくだろうなと思う。


マツキの卒業式みんなで行ってきた(おめでとう🥳)


板谷:最初はかとりくが全部あらだとマツキに教えるスタイルだったけど、今、逆にかとりくが教えてもらう場面とかもあるよね。


かとりく:新しい技術やってみようとかできるようになった。


板谷:撮影に関しても、特にはせP(長谷川康太郎)を中心に活躍の場を広げていて、その中でいろんなパートナーを集めてチームを構成できていて、安定的にクオリティが出せるようになってきていると思います。本当にどの分野においてもしっかりとクオリティを出せる環境の整理っていうのは、間に合ってきたかなという実感がありますよね。


ふじも:じゃあこれでIDENCE年表は振り返れたかな。ざっと。


板谷:そうですね。こんな感じで今に至る。


かとりく:今後のマガジンでは話そびれてる細かい話も出てくると思うので、楽しみにお待ちください。


春らしい入社記念写真


まとめ(?)


板谷:最近僕自身も外に出向くことが多くなり、結構な頻度で会食会合に参加させてもらってる。そんなに得意じゃないんですけど。笑
新しく人との接点も増えて、会社の知名度もかなり上がってきてると思うので、これを見ていただいてる皆さんにはぜひ、毎日Googleで「IDENCE」を検索してもらって、どんどんSEOどんどん上げていただきたいです。笑
広報戦略的にも、「#今日のIDENCE」を発信してたり、メルマガを送らせていただいたり、色々とやってる。それもリソースが増えたからこそ、みんなの特技を生かす形でできてると思うんですね。



かとりく:今、会社の下地作りはある程度できてきた実感はあるから、今後も会社の立ち位置を確保するための動きが大事だとは思う。


板谷:今後も大きなお知らせがあるかと思うので、ぜひぜひご注目いただければと思います。より高クオリティかつニーズを満たせるもので、世に出して本当に喜ばれる、価値があるものをいかに作っていけるかを、もうちょっと上流の部分から一緒になって考えていける組織になりたいと思ってます。
今回で、板谷と加藤によるシリーズは終わりなんですが、弊社にご興味持っていただけた方、少しでも共感していただけた方がいらっしゃればお気軽にご連絡いただきたいですし、もし何かご一緒できることがあればすごく嬉しいです。
この先もこのマガジン企画、続いていくと思いますので、また読んでいただけると嬉しいなと。


かとりく:思います!


ふじも:長かったマガジン走りだし企画ですが、お付き合いいただきありがとうございました。
今後もゲストを変えながら楽しんでいただける内容にしたいと考えていますので、乞うご期待ください!