甘酒とよもぎの石けん
こんにちは。
アロマソープ作家の渋倉未央です。
飲む点滴ともいわれる「甘酒」。
石けんに入れると、泡立ちよく、つるりとした洗いあがりの使用感の良い石けんになります。
また、よもぎは「ハーブの女王」とも呼ばれ、肌を引き締め、肌荒れ予防の効果があることでも知られています。
そもそも、石けんは「オイル」、「水」、「アルカリ」を混ぜ合わせて「鹸化」という化学反応を起こして作ります。
基本材料はその3つですが、オイルの種類、分量、使う水の種類(酒、ハーブウォーター等々)、そこにオプションと呼ばれる、クレイ、ハーブetc。
精油。製法・温度。
種類は無限に広がる奥深さです。
今回は、甘酒・よもぎ二つを合わせて、「和のシグニチャーソープ」のような石けんを作ってみました。
レシピ♪
・米ぬか油
・パーム油
・ココナッツ油
・NaOH
・甘酒
・よもぎ
(配合はレッスンでお伝えしますね)
作る際に難しい点は、「米ぬか油」と「甘酒」の性質から、鹸化(固まる)の速さがとても速い点です。
手際よく、かつ滑らかに仕上げるにはコツがあるのですが、出来上がった石けんの使用感は、しっとりとして柔らかな後肌です。
また、香りは「ラベンダー、フランキンセンス」。
ふわりと芳醇な甘酒の香りに、ラベンダーの清々しさ、フランキンセンスの静謐な香りが二つの香りの中を取り持つようです。
極上のバスタイムをお楽しみいただけると思います。