見出し画像

『大鴉』を読んだ日 2024年5月24日

新潮文庫の『ポオ詩集』を読みました。
大鴉を読みたかっただけなので、本当はネットでも良かったんですけども!

小娘がなぜエドガー・アラン・ポーの詩集を読むんだ!と言うのには訳がありまして、こちらの曲がきっかけなんです。

「この曲の題材はポーの詩『大鴉』なのでは?」
と言うコメントを見てから、読んでみたいと思いつつも先延ばしにしていたのです。

私の心からお前の嘴をぬけ、そしてこの戸からお前の姿を消してくれ。」
大鴉はいらえた、「またとない。」

『ポオ詩集』
阿部保 譯
新潮文庫

薄暗い部屋で始まる、青年と大鴉との対話。烏は「Nevermore」と泣くばかり。
やはり海外の詩は翻訳が挟まるからか難解ですね。韻や音のひびきで好き嫌いが見えてこない分、内容ばかり気になって、詩本来の楽しみ方から遠ざかっていく…。とは言えさすがポーの代表的な詩。目にうかぶ様子はとても美しい深い青色でした。ちょっとビロードのカーテンが連想されますね。(当方おそらくゴリゴリのビジュアルシンカー。語彙がないだけかもですが。)

それにしてもこの有名な題材を使いながら新たな唯一無二の世界観を創り上げるsasalasaのお二人は最高です!!

こちらも同じsasakure.UK様とlasah様がタッグを組まれた楽曲です。おそらく共通の世界観で作詞作曲されています。冒頭の楽曲が気に入った方はこちらもぜひ。

余談ですが実は一緒に『烏に単は似合わない』から始まる小説シリーズも借りました。なかなか意外性があって面白い作品だそうなので楽しみです。また今度感想文します。

今日はお米を炊かなければ。では〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?