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フュリオサ見てきました!2024年6月5日

5月31日公開の「マッドマックス:フュリオサ」を見てきた感想です。大変面白かった!箇条書き気味に書いていきます。

ド派手なアクションは健在

マッドマックス怒りのデスロードにて圧倒的であったカーアクション。燃える!爆ぜる!ぶっ壊れる!今作では車以上にバイクが中心となっていました。バイクチャリオットとかいうふざけたマシン…w 
一番盛り上がったのはやっぱり、悪魔みたいなツノをつけたオクトボスさん率いるバイク集団との空中戦シーン(書いてて訳分からん)。ありとあらゆる手を使って領空権を取ろうとするんですよね。黒のイメージカラーも超かっこいい。前作の谷が拠点のバイカーたちとの戦闘も激アツでしたが、今作は以前にましてカメラワークが良くなっているように感じます。おかげで没入感マシマシで楽しめました。

映画館でしか味わえない重低音

これがすっごい。鼓膜が震えてバリバリ鳴るのがわかる。見に行く前に復習として前作をAmazonで視聴しましたが、やっぱり音が違います。音楽中心に楽しむためにもう一度劇場に観にいきたいと思うほど。2時間半ぶっ通し、常に緊迫感マックスでも全く苦痛じゃなかったのは脚本に加え音響の素晴らしさがあったと思います。(パラリラぐるまを始めとするウォーボーイズ成分はちょっと足りなかった。)

美しい砂漠と空

オレンジとスカイブルー!まさにマッドマックスといった感じ。しかし印象的だったのはフュリオサと仇の直接対決シーン。ぼやけた背景の意図はなんだったんだろう…?二人きりの世界を表していたのか、仇役が脱水症状を起こしていたのか。青と黄色が混じり合った景色に不気味さと美しさを感じました。

ディメンタスがかわよすぎる

クリス・ヘムズワーズ演じるバイク乗り集団のボス、ディメンタス。私はガキの心を忘れないおじさま属性に弱すぎるんですよ!!!
確実に頭のネジが飛んだヤバいやつなのに、人間味が強い。自信満々で瞳がキラキラ。お茶目。キャワワァ!!最高です。美味しいすぎる。じゃがいも50個食べられる。暴力と運転の才能はあるのに、支配、というか搾取?の才能は無かったんだろうなぁ。かわいそう。自業自得。
正直敵キャラとしてはよく見る設定です。スカー様みたいな。でも、ディメンタスの魅力は冒頭に書いたガキの心を持っているところ!あんな悲しいシーンなのに「飽きた。」とかいうもんだからよお…笑っちまうだろ…。
ところで彼、既視感があるのに似たキャラがパッと思い出せないんだよね……あ!思い出した!!!!成田良悟作「バッカーノ!」に出てくるラッド・ルッソでした。気分屋でお茶目な感じが結構似てます。そうか、だから好きなんだね。他にも似たキャラクターご存知の方よければ教えて欲しいです。洋画でおじ様ならなお良し。

怒りのデスロードとの繋がりで泣ける

泣けるは嘘かも。泣く暇もないほどのスピード感なので。とはいえうわ〜となるポイントは多いです。男顔負けって感じで働いていたフュリオサがどうして接点も思い入れもなさげな女性たちを救おうとしたのか?とかの疑問はもちろん解決されるし、イモータン・ジョー若いなとか細かい部分が楽しいです。あとイモータンの子供達が愛らしい。愛すべきおバカ。

以上、マッドマックス:フュリオサは期待を完璧にこなしてくれた映画でした。次見るのはデップーかな。モノノ怪も同時なので迷いどころです。もちろんどっちも見るんですが!そのあとはヴェノムもありますし、まさに目白押し。U-next考えた方がいいのかなー。などと考えております。


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