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もやもや伊香保温泉旅行

もう先月のことだが、旅行の機会に恵まれたので土日に一人で伊香保温泉まで行ってきた。
同じく群馬県にある草津には行ったことがあるが伊香保は今回が初めて。

伊香保温泉街の最寄、渋川駅

上野駅から出ている特急 草津・四万31号で渋川駅まで1時間40分ほど。土日の1泊旅行となると移動時間はこのぐらいに留めておきたい。

伊香保温泉のバス停

と言いつつ、渋川駅から伊香保温泉まではさらにバスで20分程度の移動となる。もともと雨は承知だったが、バスで山道を登っていくにつれてめちゃくちゃ霧が濃くなっていくことに気づく。そして伊香保温泉のバス停で降りると写真の有り様であった。

到着して即このもやもや感。昼食には少し早いが何はともあれ腹ごしらえにかかる。

事前になんとなく評判の良さそうな店をいくつか見ておいたが、バス停から歩いて行ってすぐに着いた花山うどんに入った。

伊香保石段店の春限定メニューらしい
うどん界のsattou

初めて入る店ではスタンダードなものを頼みがちな方だが、せっかく旅で来ているので店舗&季節限定の「海老香る 春の冷かけひも川」をオーダー。
麺は「ひも川」と「鬼ひも川」なるものが選べたので後者にした。笑えるぐらい幅が広い。しかも非常になめらかかつ弾力もある。桜海老や素揚げされた春らしい野菜との組み合わせも良かった。

食事休憩もほどほどに散策にとりかかる。この天気なので結果は見えているのだが、あえて群馬の山々と町を一望できるという見晴台「ときめきデッキ」を目指す。
歩いて行けないわけでもないが、ロープウェイがあるので楽をさせてもらう。

なんらかの作品とコラボしているロープウェイ
既にときめかなさがすごい

ロープウェイを降りて数分歩くと霧の中にデッキが見えてきた。結果も見え見えだがとりあえず行かずにはいられない。

結果①
結果②
結果③

知ってた。

ということで再びロープウェイに乗って山を降り石段街に向かう。メインの石段周辺こそ賑わっているが、そこからひとつ隣の通りに行くともうバキバキの廃墟だらけだったりする。

しあわせ

廃墟を通り抜けながら降っていくと石段街のスタート地点に着いた。本当は石段街口のバス停で降りるのが一般的なルートなのだと思われる。

1日目は夜にリモートの用事があったので、石段街は軽くうろついただけでビジネスホテルへ向かった。

石段街口はいかにもな面構え

2日目、改めて石段を登っていく。一応手すりはあるものの、足元が覚束ない老人もいてヒヤヒヤする。ヒール履いてる姉ちゃんはなかなか気合いが入ってると思う。石段の両脇には射的屋、お土産屋、軽食屋、もろもろがあり雨でもそれなりに賑やかだ。

石段は全部で365段あり、登り切ったところに伊香保神社がある。神社自体はこぢんまりとした佇まいだ。今回の目的地はさらにその奥の湯元。

湯元の手前には飲泉所がある。最初行ったときは人だかりが出来ていた。仕方ないので横から掬って飲んだところ特に変わった味もしなかったので、こんなものかと思ったが後で空いてるときに正面から見たらさっき飲んでたのは水の方だった。温泉の方はバッチリ鉄のような香りと甘苦しょっぱさでウッとなった。

温泉湧き所さん

ということで霧と雨の中、伊香保露天風呂に到着。施設にはシャワーとかは無く、露天風呂がドンと存在しその傍に簡素な脱衣所がある形だ。幸いちょっとした雨よけもあったので、ゆっくりくつろぐことが出来た。泉質とか詳しいことはわからないが、これまでの疲れが取れる程度には気持ちが良かった(小並感)

今回はこんな感じのもやもや旅行でした。次は晴れてる時に行きたいね。

インスピレーションを刺激する酒代になります