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Inscryption感想

#ネタバレ  があります



感想

めちゃくちゃ面白かった!!!です!!!
面白い面白いというのは噂で色んなところからタイトルだけ耳に挟んでいたんですが、「何を言ってもネタバレになる」というよくある形だけど、絶対に面白い作品でないと言われない表現でおすすめしている方を見かけ気になっていました。そんなところでちょうどSteamのセール期間になっていたからこれ幸いとプレイをしたんですね。いや~、良かった。
プレイしてみたら実際、前評判通りで何を言っていいかわからない作品だなとなりました。まぁ、何を言わなくても「面白かった!」という意見があるだけで宣伝にはなるのでいいかなと思っています。
twitterではとりあえず「面白かった!」とだけ言いました。

好きだったところ

カードゲームがちゃんと面白いところ。ある程度運でも勝てるし、ある程度頭を使った人でも楽しめそうなところ。獣デッキが私は正直なところ一番好きだったんですが、2Dになった箇所では獣+ロボ+たまにグリモワの骨系カード の組み合わせで頑張っていました。オコジョには「プレイミス」とか毎度さんざん言われてましたが、なんとかクリアまではできてよかったです。グリモラさんは毎回褒めてくれていたので、それだけが救いでした。
心残りとしては一生懸命育てたマグニフィカスの弟子である闇の子がデッキからいなくなったったことです。釣り師と闇の子が2大アタッカーになっていたので悲しかったな。

謎解きが面白いところ。とはいえ、謎解きっぽい謎は私は正直自力で解くことができず、オコジョにずっと助けられてました。レジーが「オコジョのころのほうが~」とやれやれ批判をしていましたが、そこは共感しました。オコジョのが実際かわいかったよね。オコジョがある時を境に獣から火星人の絵みたいになったんですが、それが本当の本当にかなしゅうてなぁ。。。自分の力不足のせいだと思い後悔をしましたよ。

キャラクターがきちんとしているところ。フレーバー程度でしかないだろって思っていたんですが、オコジョはオコジョ通りだったのに対し、グリモラさんは獣カードじゃなくなると途端に底知れない怖い女性に見えるようになるところで最初におののきました。
また、あんなに私の決断を頑なに褒めてこなかったレジーが、最後の最後で私の強化したカードを「それはよく覚えている」と褒めてくれたところで、なんか込み上げるものがありました。カードゲームをするためだけに産み落とされたであろうキャラクターが、すべてを失うまでのひと時だけでもとポイント計算もなくただカードゲームを楽しもうとする姿がいたいけで、撮影された回数だけ苦しんだ分すごく辛かったです。私も楽しかったよ。
マグニフィカスも、グリモラも、あんなステージがあるならそこでレジーやPO3にされたみたいに戦いたかったよ。と、とにかく楽しかったとキャラに感謝をしたくなるような体験をしました。それが、「終わり」を迎えるにあたっての憐憫と混ざって発生している感情ではあるとは思うんですが、それでもただ楽しかったです。

気になっているところ

隠し要素が多すぎるみたいで、正直1/5も拾えなかったなと感じてます。
カードゲームが下手すぎて何度も写真を撮られてたんですが、そのたびにずっとマグニフィカスに棚のパズルの絵を描かれてました。
面倒くさくて放置してたんですが、今思うとあれがフィルムロールにつながる最初の一手なのになんでプレイヤーはやんないの!って必死だったんでしょうね。
レジーの部屋の小ネタもバトルもちゃんと堪能できていない気がします。月戦はなんか未使用アイテムが3つあってゴリ押しをしたので3ターンもかかっていなかった気がします。もっとどんなことをされるか、レジーがどんな演出を用意してくれていたか見ればよかった。
デジタル世界とPO3戦、それぞれのリンクについてもクリア後に検索してみたら正直全然できていなかったです。どうなってたんだろう。
全体的に、レジーの部屋は行き詰ってやめるの防止のためにか総出でヒントをくれていたんですが、レジー戦が終わるとヒントが減るイメージでした。
繰り返しやってたらいつか出てくるカードについてはゲットできていたんですが、ホロ皮とかの明らかなやりこみが必要な要素については取りこぼしたままでいます。
そんな作りこんでるなんてどうしてるんだ。。。圧巻

ちょっと調べたところ

①Inscryptionの意味

Inscryptionと英語タイプしたところ、Inscriptionに直されたような気がして英単語の意味だけ軽く調べました。
プレイ中はscriptのほうなのかなって思ってました。存在しないはずのプログラムデータを探すし、シナリオがなんかいろいろ書き変わっちゃうようなことを各登場人物たちがしているみたいだし。でもよく見たらなんかyなんですよね。

script :スクリプト(script)とは、台本、脚本、原稿、手書き、筆記体などの意味を持つ英単語。ITの分野では簡易なコンピュータプログラムをスクリプトと呼ぶことが多い。

https://e-words.jp/w/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%88.html

で、調べてみたら下にあるのが出てきました。wiki見てみたけどよくわかりませんでした。なに?これってなってます。
暗号化していそうな箇所は多数あったけど、この関数自体が元ネタ100%ってわけではなさそうです。

scrypt:暗号理論において、scryptは、2009年3月にコリン・パーシバルによって作成されたパスワードベースの鍵導出関数である

https://ja.wikipedia.org/wiki/Scrypt

分からな過ぎてほかのプレイヤーさんの感想を調べてみたら以下がヒットしたんですが、納得させられました。納得させられたっていう表現ってなんかおかしいんだけど、私が主体的に納得するより前に説得力に押された、みたいなそんな意味です。語感で生きてます。


②登場人物の名前

マグニフィカス:サボテンの名前でした。ディズニー映画『ウィッシュ』に登場したマグニフィコ王が魔法使いだったから、そっち方面であるのかなと調べてみたら、英単語であるmagnificentの語源がラテン語のmagnificusらしいです。魔法系

後は調べてないけど、何かしらありそう

P03:映画『スターウォーズ』の登場ロボであるC-3POが元ネタ?
グリモラ:グリモワ?
レジ―:わからなかったです。英語での名前であるlesyで調べたらfleshyと出てきたいんですが、新鮮→肉とか?→獣 っていう連想ゲームはできそうな気がします?

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