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会社を辞めた時のハナシ

私は今から6年前、定年まで勤めるつもりでいた会社を辞めました。

業務は多岐に渡り忙しかったし人間関係もよいとは言えなかったかもしれないけれど、長く勤めていいただけに自分なりのやり方で仕事ができるようになっていたので辞めるつもりはなかったのです。

でも突然事務所移転の話が持ち上がり、何度も候補地が変更されるなか結局移転先に決まったのは私の住む自宅から2時間近くかかる場所でした。

移転に伴う雑務が怒涛のように増えたうえ、私以外の事務社員も辞める方向に動いていたので、その分の仕事も私にのしかかってきたのです。

私はその時54歳で新しい職場を見つけるのも難しいだろうと思い、何とか続ける方法はないだろうかと悩みましたが、毎日0時過ぎに帰宅・翌日5時起きという生活は長くは続きませんでした。

今だったらリモートワークなどを利用して続けられたのかもと考えることもありますが、その時は出社しなければならなかったので仕方がありません。

少し早目のいわゆる「早期退職」だと思えばいいのだと自分を納得させていましたが、世の中はどんどん変わって今や65歳まで働くのが当たり前。
もしかしたら70歳まで?という時代になりました。

そんなご時世のなか中途半端な年齢で会社を辞めてしまった私ですが、辞める直前「一生分働いたかも」という気持ちだったので、退職後は本当に何もせずボーとした生活を送っていました。

一年経った位から家でできる仕事を少しずつ始めましたが、それでもかなりまったりとした暮らしています。

今でも「外に出て働くべき?」とか「私だけ取り残されてる?」と考えますし、これからもこの自問は続くと思います。

それでも、やっぱりこの気楽な生活を気に入っているので、「毎日デイトレして長期投資で運用しながら時々散策や旅行に出かけ、美味しい物を食べていくのだ!」という気概を持って生きています!


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