セルフネグレクトからセルフケアへ

子育て中に育んでしまった悪い習慣がセルフネグレクト。

ある程度は仕方のない事ですが、自分の事は後回しにして、
子どものケア、家事、その他の義務(子供会、PTAや自治会など)をこなしていると、あっという間に一日が終わってしまう。

そして、子供がある程度大きくなった今でも、
自分を大切にしない、優先しない習慣だけが私に残ってしまっています。

お風呂に入る、歯を磨く、食事を食べるなどの最低限のケアはしていますが、ゆっくりお風呂に入る、時間をかけて自分の食べたいものを食べる、
スキンケアやヘアケア、心が落ち込んだ時のメンタルケアに時間や労力をかける事にどうしようもなく罪悪感を感じてしまいます。

原因は多分一つではなく、
「母=こどもの為の自己犠牲が正しい姿」、
「専業主婦ならば、家事育児ぐらい完璧にできるはず」
という私の呪いのような思い込みと、それが出来てない自分への絶望。

お金を稼いでいない事への強烈なコンプレックスや、
ネット上の
「専業主婦は社会のお荷物」
「働かずにズルをしている」
「税金を払わないで夫に寄生している」
という言葉にざわつく心。

女性活躍社会という言葉に込められた、
仕事と育児の両立が当然という社会からの無言の圧。

そのストレスから逃れる為の1つの方法が、
自分を大事に扱わないセルフネグレクトなのかなぁと。

これって、自分にも周りにも良い事一つもないです。

人は自分をきちんと認めて大切にしないと、
他人を大切に思ったり扱ったりは出来ないから。

という事で、今日は午前中から贅沢にお風呂にゆっくり入って、
スキンケア、ヘアケアに時間かけ、ストレッチをじっくりしました。

たったこれだけですが、心も体もとってもリラックス出来ました。

毎日自分の事も大切に扱う。

簡単なようで、これって意外と見落としがちな視点なのかも知れません。


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