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堂々としなさい

娘のバレエ教室の先生がいつもおっしゃる「堂々としなさい」の言葉。

これは、バレエをしていようといまいと、
普段の生活の中できちんと自分から笑顔で挨拶が出来、
ハキハキと話し、どんな場所にいても堂々と振舞うことが大切だと
常に先生が生徒たちに教えてくれることです。

お陰で娘はどこへ行っても、姿勢よく明るく振舞え、
誰とでもきちんとコミュニケーションが取れる人に育っています。

私もこの言葉が大好きで、いつも心に留めています。

正直言うと、私が堂々と出来るようになったのは割と最近のこと。

学生時代、友達関係のトラブル(グループ内のごたごた)から、
自尊感情がものすごく削られてしまいました。

一時は学校を辞めようかと思うぐらい辛い時期が、半年ぐらい続きました。

そして、私は辛い記憶に蓋をすることで、それをなかった事にし、
その環境を何とか乗り越え、
気が付いたら、自分軸のない八方美人として生きていました。

人に嫌われたくない、嫌な感情をぶつけられたくない、
仲間から外されたくない、
何かあると、自分が悪いのではないか?という
マイナス思考に陥ることの根の部分が、
自尊感情の低下と関連している問題と気が付いたのは30代手前。

色々な事がきっかけで、自分を否定する自分がいることに気が付き、
そこからは、自分のコンプレックスを打ち消す、
ポジティブな経験や言葉で自分を満たしていきました。

傷ついた事で自信を無くしたり、自分を信じられない気持ちになる事って
沢山あると思います。

その傷を癒すのは簡単ではありません。

ただ、それを見ないふりでやり過ごしたりしても、
問題は絶対に解決しません。

自分自身が、しっかりと時間を掛け、具体的な行動を起こす事で
少しずつ傷が癒えていくんじゃないかと思います。

もし今、自分に自信がなくて、しんどい状況にいる人がいたら、
しっかり肩甲骨を下げて胸を張り、目線と口角あげてみてください。
(下向いてスマホばっかり触ったらダメ!)

それだけで、気持ちが上がり、見える景色が変わってきますよ!

手を差し伸べてくれる人は必ずいます。

そしてあなた自身の力を信じて、堂々とご機嫌に過ごして下さい。


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