オフラインでのテキストエディタの役割は?

最近、クラウドサービスのメモ・ノートアプリをよく使うようになった。

そこでふと思う。オフラインでの執筆はどのみちバックアップを取ることになる際、どこかの雲の上に上げる(クラウドバックアップ)ことになる。

以前ならネットを介さずに外部ストレージなどにバックアップしていたのだが、現在複数の端末を使うのでクラウドサービス込みのメモもしくはノートアプリが大変便利なのだ。

下書きをスマートフォンで自宅の空き時間に執筆。職場のPCを開ければ全自動でさっきまで書きかけだった文章がそこにある。

昔から文章を書くこと、残すことは好きだったのでいくつか課金したオフラインテキストエディタアプリも今は使わなくなってしまった。

かくいうこのサービスもクラウドサービスのひとつだ。

数年前では夢のような電子空間が当たり前のように構築されていて怖い。便利なぶん、とても何か大切なものを引き換えに失うのではないかと不安を覚える。それはいささか大げさだろうか?

サッと取り出せるメモ帳的なアプリが昔から好きだった。乱雑に書いて必要なら校正し直して情報の集合体にしていく。
Windowsなら秀丸エディタ、サクラエディタなどが懐かしい。

スマートフォンになってからはQUICKeditというアプリを愛用していたのだが、どのみちGoogleDriveなんかに「memoバックアップ」とかフォルダを作ってアップロードする。
その作業がUpnote、Notion今はなき(あるw)Evernote。
自動保存にどの端末からもブラウザからも同じアカウントでログインしておけば全自動的に内容が反映される。
癖で定期的にローカルのメモもクラウドにアップロードする仕組みを構築してるのだけれどやはりリアルタイムで反映されるアプリにはかなわない。
最近ではお絵かきソフトも同じような環境になりつつあるようだ。
すごい世の中になった。
若い世代はごく当たり前で「何言ってんだこいつ」と思われそうな気もするけれど、自分の手で火をおこすことができないと不安を覚えるのは心配症なのだろうか?火起こしなんてしなくてもライターがあるじゃん。という一声で万事解決するするのも少し怖く感じてしまう。
私は火起こしくらいは覚えていたいものだ。

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