1級の資格試験は少しずつしか理解できない

なぜなら、出題範囲が多く一つひとつの内容も深くなる。それは資格団体の本気がそこにあるからだ。こちらも本気で応えよう。

リテールマーケティング1級の勉強をしている。
5科目あって一つひとつの内容が重たい。
しかし、1級試験というのはそんなものだ。僕は今まで3級や2級というレベルばかり受けてきたため、運が良ければ2週間くらいで合格できた。
理由は試験範囲は広いが、問いに深さがないからだ。
よって、過去問を全体的にいくつか解いていれば全体把握ができるため、広い試験範囲に対応できていた。

ただ1級レベルになると深さが違う。一つの科目において本当に細かいことを問いかけてくる。

問いが細かい

例えばリテールマーケティングの問題なら、「2006年の都市計画法改正に伴い、10,000平方メートル以上の大型店舗の出店可能用途地域は、どこに限定されるようになったか」
答えは:商業地域、近隣商業地域、準工業地域

こういった細かいことを把握していく。実はこの話はもっと深くなる。
そもそも都市計画法はまちづくり三法と呼ばれる法律の一つだ。他に中心市街地活性化法と大規模小売店舗立地法が並ぶ。

というように、内容の難易度が上がるため、1級の資格試験は少しずつしか理解できない、と腹を括って数ヶ月単位で勉強していく。