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「その男、ジョーカー」第一話のゲストキャラクターを考える①

 どうも、松田悠士郎です。
 前回から、このnote上で連載する予定のハートボイルド小説「その男、ジョーカー」の記念すべき第一話の内容を考え始めた訳ですが、今回からはその第一話に登場するゲストキャラクターを作る作業に入ります。

 前回書いた通り、椿桃子は夫の大悟と結婚する前はアイドル歌手でした。と言っても大ヒット曲がある訳でもなく、メディアへの露出が多い訳でもない、即ち「地下アイドル」と呼ばれるカテゴリーに属する存在でした。桃子が歌手活動をしていた時の芸名は『姫宮桃子』です。芸名です。本当の苗字は、本編でのお楽しみです。

 さて、桃子はマイナーな存在ながら、一応芸能事務所に所属していました。なのでマネジャーがついている訳です。そのマネジャーですが、桃子より年上で、真面目だけが取り柄の冴えない男性です。このマネジャーが、譲の所に訪れる依頼人です。名前は『藤村貴之』、桃子からは『たっくん』と呼ばれています。そう、この当時から桃子には近しい相手に可愛らしい(と桃子は思っている)ニックネームを付ける習性があります。
 では、この藤村マネジャーのビジュアルイメージを決めます。と言うか、実はこのマネジャーのキャラクターを考えている間に、ひとりの役者の顔が閃いたのでそれを採用します。それは、

『安田顕さん』

 です。詳しい説明は避けますが、安田さんの醸し出す雰囲気がこの藤村マネジャーにピッタリな気がしたので。

 次回は、更にゲストキャラクターを考えて行く所存です。

《続く》


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