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身体と鉛筆

身体と鉛筆は「どちらも消耗する一方」「使っている以上100%元の状態に戻ることはない」と言う点で似ている。

乱暴に扱って芯が折れれば消耗は激しい。
筆圧が強くても、無駄に多くの線をひいても、書き取りを頑張っても消耗する。
筆圧が弱くても、大切に使ったとしても少しずつ消耗してしまう。
お気に入りの一本だからと、使わずに宝箱の中にでもしまっておけるのであれば消耗することはないけれど、それでは鉛筆としての役割は果たせない。

人の身体も同じ。
理由は何であれ怪我や病気を抱えていたり、不規則な生活リズムは心身の消耗を早めるし、何もせずただ生きているだけでも消耗する。
食生活、偏食、暴飲暴食、ハードワーク、睡眠のリズム、運動不足、ストレス、ネットサーフィン、孤独… 消耗のオンパレード。
鉛筆のように何もしないで存在するということは不可能。

大切なことは「どのように消耗の度合いを抑えるのか」と言うこと。
何をしても身体も鉛筆も100%元の状態には戻らない。
きっと再生医療が当たり前の世の中になったとしてもそれは変わることはないと思う。

怪我や病気を抱えてしまう前に、日々の過ごし方に目を向け消耗の度合いを少しでも遅くしてほしい。

知ってほしいことは東洋医学的な観点の「養成」をすると言うこと。

ご覧いただき有難うございました。




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