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2024夏-旅写真④ ウポポイ-コタン

こんにちは。伊盾いだてです。

当記事は「北海道-冒険記」の一環です。
【ウポポイ】の【伝統的コタン (集落)】の写真を掲載しています。

当「旅写真」シリーズは、旅のエピソードや関連情報の多くを省き、省いた点は、このあと執筆する「冒険記」シリーズに記録する予定です。

~ はじめに ~

当記事は下記のうちの「旅写真④」 です。

<写真シリーズ>
2024夏-旅写真① 苫小牧-ブッフェ
2024夏-旅写真② ウポポイ-昼食
2024夏-旅写真③ ウポポイ-体験
2024夏-旅写真④ ウポポイ-コタン
2024夏-旅写真⑤ ウポポイー博物館
2024夏-旅写真⑥ 白老-初の民泊
2024夏-旅写真⑦ 洞爺湖-遊覧船
2024夏-旅写真⑧ 大沼公園-昼食
2024夏-旅写真⑨ 函館-1 ( 仮 )
2024夏-旅写真⑩ 函館-2 ( 仮 )
2024夏-旅写真⑪ 函館-3 ( 仮 )
2024夏-旅写真⑫ 函館-4 ( 仮 )


私の記事をご覧いただくにあたり、
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( 記事末にもリンクバナーあり )


 以下の文字数は約2,600文字です。
 読了の推測時間は5分半程度です。

 

【伝統的コタン】へ・・・


我々は【ウポポイ】の有料エリア内の一番右奥へ向かっている。 

見えきたぞ、アイヌの【コタン (集落)】!

道は舗装されていて歩きやすい。幅広い人たちに訪れてほしいとの思いを感じる。 ' 観光地感 ' はあるが、やさしいご配慮を感じる。

【チセ (住居)】は全部で5棟。

チセの並びの向かい側に『ポロト湖』が広がる。
『ポロト』とはアイヌ語の「大きい沼 」である。

美しい『ポロト湖』を目の前に、日差しが!

勢力を保ったまま北上する台風5号の影響で、この旅は冒頭から理想どおりではない【冒険旅行】となっている。

天候は制御できるものではないため、このタイミングでの “ 晴れ “ への変わりようは幸運である。

そして、ケイタは “ 晴れ男 “ との説がある。自分の「おたのしみイベント」に重なってくる台風の進路を、過去数回変えている。
( … かのごとく、台風進路が変わったりした ) 。

ケイタ、今回も台風・・・どけたのかい?

 

【チセ (アイヌ住居)】の周りにあるもの


コタンで最初に目に入るのは「プ (貯蔵庫)」。
右の手前には「トイ (畑)」がある。
左の奥にあるのは「ヘペレセッ (仔熊の檻)」。

想像していたよりも “ しっかりした住居 “ と感じた。

想像と実物からの体感は異なる。

このチセが実際の一般的サイズであるかはわからないが ( 少し大きめかい? ) 、実物を観たことで感じられる “ 重量感と存在感 “ があった。

外壁に板は使われていない。冬季を過ごすことを考えての造りなのだろう。それによって、なんとなく “ 生活の温度感 “ も感じるような気もした。

 

【シノッ チセ(遊びの家)】


見学やイベント用のチセは3棟。
しかし、うち2棟は工事のため休館期間である💧

事前にネット情報で知り得ていたが、学校の夏休み期間が休館期間。日程を迷わずに決行の一択。

ケイタとカイトにも話してはいたが【シノッ チセ (遊びの家)】を目の前にして ′ 残念感 ′ が沸いたのだろう。ケイタはションボリ状態に・・・😞

兄のカイトは周囲を見渡し『アイヌのあそび』を見つける。そして、すぐに弟のケイタを誘った。

次の瞬間、ケイタの表情は “ この天気 “ ように晴れ渡り、放った矢のごとく突進していった。

「お兄ちゃん! いっしょに遊ぼう!😆」
このあとのケイタの様子は言うまでもない。

【シノッ チセ (遊びの家)】は休館であるが、
目の前に『アイヌのあそび』、ありがたい!

非日常という “ 冒険 “ においての “ ガキンチョ欲求 “ は、日常以上になる。好奇心 ( 遊び欲求 ) からのリアル体験、尊いと思う。

その好奇心を満たす子どもたちの笑顔を見るたび、私はこの笑顔がたくさんある日本の未来であってほしいと願ってしまう・・・。

晴れた空のもと、美しい自然を目も前に、
『アイヌのあそび』を全力で楽しむ仲良し兄弟。

写真からご察していただけるだろうか?
晴れとなったことで気温が上がり、暑くなった。

外遊びは適度な時間で切りあげさせたい・・・。
( ケイタの体はちょっこし ′ 訳アリ ′ なので … )

そして、放っておくと日没になりそうである。
チセの屋内見学、閉館する前に行くぞー 🐺💦

 

【ポロ チセ(大きい家)】


近代建築の手法で造られた見学用のチセ。

屋内は広くてキレイ。エアコンも完備され、涼しくて快適であり、独特なニオイなどもない。空調管理優秀 ( ? ) 。

この日、屋内見学が可能な唯一のチセである。

囲炉裏の上にも本物の鮭!
たくさん干ささって●●●●●る!

ほのかに火が灯っている木炭が囲炉裏にあった。

囲炉裏に灯した火には『アペフチカムイ ( 火の女神 )』が宿り、絶やせないものとなるそうだ。

この火を守り通すのは一家の主婦 ( 主婦の務め )。
時代も文化も違うが、アイヌの主婦も頼もしい。

伝統的手法で造られたチセでははいが、
屋内の物は伝統に沿っており、雰囲気は十分に伝わる。

17:00からの「文化説明」、実際に【ウポポイ】を訪れたたことで聞いてみたい気持ちになったが、時間が合わない。参加しないことにした。

『アイヌ文化』、今後ゆっくり自学しようかな。

 

【畑】:トイ ( アイヌの農作物 )


「トイ (畑)」を一通り撮影した。
下に写真を掲載。

5種類の穀物の「トイ ( 畑 )」があったが・・・。

雑草も含まれる? 正直、私には判断し難いものや違いが分からないものばかりだった。ハッキリ見分けられるのは「キミ (トウモロコシ)」のみ。

・・・「キミ」? そうだ!
道民はトウモロコシを「キミ」って呼ぶっけさ!
「キミ」、アイヌ語だったのかいっ??

方言は混じったが、ダジャレではない・・・。
その名の由来、私はここで改めて興味が沸いた。

同時に子ども時代の自分の憶測を思い出した。
( 微量のカスりすらもない憶測だったかも … )

この件も別途「冒険記」に記録しようと思う。

 

【管理運営施設】/ ペットボトル回収機


【コタン】から一番近いトイレをスタッフさんに聞いたところ、近くにある【管理運営施設】のトイレを使ってもよいとのことだった。

この施設内に入ると『公益社団法人 アイヌ民族文化財団』の団体銘板が目に入った。【ウポポイ】を運営する財団さまである。

人気ひとけは感じなかったが、なぜかドキドキした。


アイヌ文化の振興や普及啓発、
【ウポポイ】の管理運営などを行っておられる。

この施設内には自動販売機もあった。園内の自動販売機の飲料価格は ’ 観光地価格 ’ ではなかった。厚意的なご提供に感謝である。

ケイタは自動販売機の傍の「ペットボトル回収機」に気づく。マシンへの好奇心と奉仕の気持ちから、持っていた空のペットボトルを入れた。

蓋が閉じた直後「ガーーーーーーーーーーーーッ」
 ( けっこうな轟音・・・💦 )

回収は1~2秒程度  ( 早っ・・・) 。

回収機に入れたペットボトルはアイヌ文化の促進に役立てられるようだ。とても小さな貢献だが、ケイタは満足したらしい。いいんでないかい?😊

トイレタイムを終えた我々は休憩をとることにした。再び【エントランス棟】のフードコートへ向かい、休憩をとった。

 

そして最後の施設見学へ・・・


再入場する際、入場口の上に見事な入道雲!!

下の写真は一切の加工をしていない。
我々のお気に入りの雲写真となった。

美しい入道雲。またも幸福感 🍀

さぁ、最後の施設を見学しに行こう!

この夏の “ 道央→道南への旅 “ は続く。

 

~ おわりに ~

この日の滞在も下図の赤丸です。
次回記事は「2024夏-旅写真⑤ ウポポイー博物館」です。

ほんの少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
よろしければ 「スキ💛」してやってください。


読者さまの “ 貴重なお時間 “ をいただきました。
私の記事を最後までお読みくださいまして、誠にありがとうございました。


以下は当シリーズの最初の記事です ( 無料 ) 。
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©2024 伊盾津志 (執筆) / 絵筆描月 (作画)

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