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先輩が部下になった!年上部下とうまく関係性を築く方法

こんばんは!
非ITエンジニアときどきブロガーKiyomizuです。

仕事頑張ってきた結果、部署責任者になった!
会社の歴代一番のスピード出世!

喜ばしいことですが、必ずついて回る問題もあります。
新入社員のとき、いろいろ教えてくれた先輩なのに、部下になったときどうしたか共有していきます。
私の年上部下の名倉さん(仮名)とのエピソードを交えながら、お伝えします。


先に出世したのは過去の時間の投資先の違い

ある日課長になりました!そこから、オラオラな態度をとっていたら一発で関係性が崩れます。
自身は仕事を精いっぱい頑張って、会社に利益をもたらして掴んだ役職かもしれません。その傍ら、先輩がサボっている姿を見てきたのかもしれませんね。
あるいは、その先輩とは関係性がもともと上手くいっていない場合もあります。
それでも、先輩として丁重に扱うべきだと思います。
なぜ、あなたが課長になって、先輩が部下になったのか?
答えは投資してきた時間と時間の密度の差です。

あなたは仕事に対して時間を投資をしてきました。
先輩は投資した時間が少なかった。

それだけです。
仕事の出来は過去に積み上げたものの差もあります。
高校の時に必死こいて勉強していたら、いい大学に入って周りから頭が良いなんて言われます。
過去に沢山時間を投入した結果、短時間で仕事ができるようになっていることもあると思いますが、結局どこかで時間を投資しているのです。

しかし、人間に与えられた時間だけは平等。
誰もが1日24時間です。

先輩は違うところに時間を投資しています。
家で家族の面倒を人一倍みていたり、毎週の休みに釣りに行くのが生きがいだったり、私の年上部下の名倉さんはソシャゲに年間60万円かけるほど熱中したりしています。

少なくとも名倉さんは私よりソシャゲに詳しくて、勝ち方を知っているはずです。
バカにしているわけではありません。人生はその人が生きたいように生きればよいのですから。

逆に私のように仕事しかしていないように見える人を見て、先輩たちは「そんなに仕事ばかりして人生楽しいの?」って憐れんでいるかもしれません。

「ほっとけ!」と思いますよね。

名倉さんも「ソシャゲが楽しいんだからほっとけ!」って私に対して思っていると思います。そんな先輩も仕事に生かせる意外なことを知っていることもあるので、ここぞで力を借りたいときに良い関係性を築いていると助けてもらえることがあるのです。

言葉遣いを以前より丁寧に

言葉尻ひとつで相手が自分をどう思っているか分かることってありませんか?
よっぽど鈍感な人でなければ言葉尻やトーンであなたの想いが伝わってくるものです。

年上の部下からの報告に対して、思った成果が得られていないからと言って
「へぇ~、そーなんすねー」

適当な受け答えをしていると
「コイツ!なめてるな?」
と先輩は思うかもしれません。

「え!?報告書まだ終わっていないんですか?明日どうするんすか?」

自分が上司の立場になった時は要注意なのです。
何故か言葉が若干上からモノを言っているような状態になります。
なぜなら、その年上部下に指示を出さなければなりませんから。そして、改善すべき点は指摘して改善する必要があります。

今までの呼び方でいてもらう

私の勤めている会社では役職名を付けずに、全員○○さんと呼び合うことがルールになっていますが、今まで通りの呼び方でいてもらうことがベストでしょう。

年上部下がもともと自分のことを○○君と呼んでいたのなら、そのままの呼び方でいてもらいましょう。
そもそも○○課長と呼ばせるのはもう古いのかもしれませんね。

先輩を立てて頼る

意識して、前以上に教えてもらうことを増やした方がいいですね。
私の年上部下、名倉さんはパソコンを自分で組み立てるくらいパソコン関連に詳しいです。
パソコンの修理や組み立ては、仕事とは全く関係ないところですが、パソコンのトラブルの時はまず名倉さん。

私のプライベートのパソコンが画面がブルー一色で、わけのわからない英語がズラーっと並んでいて動かないというトラブルの時も、仕事とは関係ないけど手を貸してくれました。

自分の得意分野や好きなことだったら、大抵喜んで手を貸してくれます。
かつては自分を教えてくれた先輩なので、

最後に役職者は偉くもなんともない

役職者といっても、私自身はそこにあるのは「経営者と従業員の関係のみ」だと思っています。
役職者はちょっとした責任は伴うものですが、最終的に責任を取るのは経営者です。大きな失敗をしても、自分が金銭的に不利益を被ることはありません。

役職はひとつの役割に過ぎません。
その役割とは任された部署を運営・マネジメントしていくことです。
年上部下の人は別の役割があります。
お互い尊重し合える関係性を築きたいですね。

それでは。


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