HAJIME YOSHINO

新時代の安心安全なカーライフを創造するビジネス&ソーシャルプロデューサー 一般…

HAJIME YOSHINO

新時代の安心安全なカーライフを創造するビジネス&ソーシャルプロデューサー 一般社団法人日本自動車車体補修協会(JARWA)の代表理事

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【コラム】なぜ誰も整備工場の料金改定の後押しをしないのか? ~筆者が考える不正発生のプロセスとは~

筆者は7月31日のコラムで、不正車検について『最近、指定工場による不正車検のニュースが増えていますが、キーワードは「時間」です。』と指摘した。 ☆7月31日のコラム:https://www.facebook.com/1867267126933671/posts/3098225917171113/ ところで、現場の作業時間は元々タイトだったのだろうか?それとも徐々にタイトになっていったのだろうか? さて、令和3年10月1日から12ヵ月ごとの定期点検項目に「車載式故障診

    • 【コラム】車検項目や点検基準、見直しへ 今年度中に結論

       斉藤鉄夫国土交通大臣は、令和3年10月8日(金)の閣議後会見で、現在の車検の検査項目について「安全性能や環境性能を確認する上でいずれも重要で最低限必要な項目」との認識を示した。  一方で、「検査項目の一部で現在は必要性が低いと考えられる項目があるのではないかという声が一部で出ている」という質問に対しては、「十分根拠のある御指摘であると思う」との認識も示した。  今後、国交省が8月に設置した「自動車の高度化に伴う安全確保策のあり方検討会」で、「もっと合理的なやり方がある

      • 【コラム】いま自動車整備業界が最優先で取り組むべき課題

         最近、指定工場による不正車検のニュースが増えていますが、キーワードは「時間」です。  そもそも、整備に必要な作業時間は、車種、走行距離、日々の使われ方、クルマの状態などで1台1台異なるため、想定した時間内で作業を完了することは困難な場合があります。加えてクルマの高度化により、車種によっては、必要な作業時間がすでに従来の「標準的な作業時間」を越えている可能性もあります。  本来、クルマの点検前にお客様と正確な作業時間を約束することは不可能です。効率化により作業の無駄を

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