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60/40の監護と訪問のスケジュール 3例

この記事はアメリカの養育計画スケジュールソフト開発会社「Custody x Change」のHPから「60/40 Custody & Visitation Schedules: 3 Examples」の部分を抜粋翻訳したものです。

ここでは、一方の親が子どもの時間の60%を子どもと一緒に過ごし、もう一方の親が子どもの時間の40%を子どもと一緒に過ごす、一般的な日々の暮らしのスケジュールを紹介します。

60/40の監護と訪問のスケジュール

4-3 スケジュール
4-3 スケジュールでは、子どもは一方の親と4日間、もう一方の親と3日間過ごします。

毎週末の延長
毎週末の延長スケジュールでは、子どもは平日一方の親と過ごし、延長した週末はもう一方の親と過ごします。

第三者の時間付き毎週末
週末の前後数日を子育て時間に充てられない場合は、毎週かつ延長した週末のスケジュールの方がよい場合があります。これにより、週末の訪問が2日間に短縮されます。このスケジュールは通常、子育ての時間を70/30に分けますが、子どもが学校や保育園にいる「第三者の時間」を挿入することで60/40に近づきます。

 第三者の時間を挿入して、スケジュールの時間共有を調整します。子どもがどちらの親とも一緒にいない時間にマークを付けると、より正確に質の高い養育時間を反映することができます。
 監護交換時刻の変更、訪問の追加、休日の分割などをすることによって、スケジュールを調整することもできます。

60/40のスケジュールが適切かどうかを判断する

 どの監護スケジュールが最適かを判断する際には、考慮すべき多くの要因があります。様々なアイデアを検討しながら、身上的、感情的、精神的に子どもにとって何が最善かを考えてください。
 60/40のスケジュールは、次の場合に適しています。

  • 両親がどちらも子どもとの充実した時間を望んでいますが、50/50のスケジュールではやり取りが多すぎる。

  • 親同士がスケジュールと子どもについて葛藤することなくコミュニケーションをとることができる。

  • 両親がお互いにかなり近くに住んでいて、監護交換が負担にならない。

  • 子どもは二つの家で元気に暮らし、変化に慣れている

 多くの親、心理学者、および裁判官は、子どもが両方の親の生活の一部になることが非常に重要であると感じています。60/40のスケジュールでは、子どもは各親と十分な時間を過ごすことができ、両方の親と緊密な関係を築くことができます。これにより、子どもは両方の親から愛され、世話されていると感じることができます。
 60/40のスケジュールに好感を抱き、全体的な子育ての時間を均等にしたい場合は、休日のスケジュールや夏休みのスケジュールを使用して、子育ての時間を均等にすることができます。
 60/40のスケジュールは、両方の親が子どもと重要かつ頻繁に接触しているため、共同または共有の身上監護にカウントされます。

(了)



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