50/50の監護と訪問のスケジュール 7例
この記事はアメリカの養育計画スケジュールソフト開発会社「Custody x Change」のHPから「50/50 Custody & Visitation Schedules: 7 Examples」の部分を抜粋翻訳したものです。
ここでは、それぞれの親が子どもとの時間を50%ずつ共有する幾つかの一般的な日々の暮らしのスケジュールを紹介します。自分が置かれた状況で上手くいくように、これらのスケジュールのいずれかを変更することができます。
50/50の監護と訪問のスケジュール
隔週
隔週のスケジュールでは、子どもは一方の親と1週間過ごし、次にもう一方の親と1週間過ごします。
2週間毎
2週間毎のスケジュールでは、子どもは一方の親と2週間過ごし、次にもう一方の親と2週間過ごします。
3-4-4-3 スケジュール
3-4-4-3 スケジュールでは、子どもは一方の親と3日間過ごした後、もう一方の親と4日間過ごします。次に各親と過ごす日数を入れ替えて、子どもは一方と4日間過ごした後、もう一方の親と3日間過ごします。
2-2-5-5 スケジュール
2-2-5-5 スケジュールでは、子どもは各親と2日間過ごし、その後各親と5日間過ごします。
2-2-3 スケジュール
2-2-3 スケジュールでは、子どもは一方の親と2日間、もう一方の親と2日間、初めに戻って一方の親と3日間過ごします。そして。翌週は各親と過ごす日数を入れ替えます。
2日毎
2日毎のスケジュールでは、子どもは2日毎に一緒に暮らす親が切り替わります。
毎週末の延長
毎週末の延長スケジュールは通常、子育ての時間を60/40に分割しますが、子どもが学校や保育園にいる「第三者の時間」を挿入すると、50/50のスケジュールになります。
第三者の時間を挿入して、スケジュールの時間共有を調整します。子どもがどちらの親とも一緒にいない時間にマークを付けると、より正確に質の高い養育時間を反映することができます。
監護交換時刻の変更、訪問の追加、休日の分割などをすることによって、スケジュールを調整することもできます。
50/50のスケジュールが自分に合っているかどうかを判断する
どのようなスケジュールが子どもの身上的、社会的、感情的なニーズを最も満たすかを判断する際に考慮すべき多くの要因があります。
50/50のスケジュールは、子どもがかなりの時間を両方の親と一緒に過ごすため、子どもに利益をもたらします。このことにより、子どもは両方の親と親密な関係を築き、両方の親から世話をされていると感じることができます。
50/50のスケジュールは、次の場合に最適です。
両方の親がお互いにかなり近くに住んでいて、監護交換が容易である。
親同士でケンカすることなく、子どもについてお互いにコミュニケーションをとることができる。
子どもが両方の親の家の切り替えに対処できる。
どちらの親も、子どもの最善の利益を最優先することを約束している。
両方の親が、50/50のスケジュールが子どもにとって最良のスケジュールであることに同意している。
日々の暮らしのスケジュールに加えて、休暇のスケジュールや夏休みのスケジュールを養育時間の取決めに含めることをお勧めします。これらのスケジュールにより、各親が子どもと過ごす時間の割合が変わる場合があります。日々の暮らしのスケジュールが50/50でない場合、休日または季節のスケジュールを使用して、養育時間を均等に近づけることができます。
(了)
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