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【シティS4】一撃・連撃の平均化デッキリスト

れんげき、およびいちげきのポケモンがメインの平均化デッキリスト達です。
どちらかと言えば連撃の方が勢力が強く、VMAXウーラオスVMAX、カラマネロ、ニンフィアVMAXと、別記事ですがレックウザVMAXで入賞シェアの11%を占めます。
しかし、デッキ単体ではゲンガーVMAXが5%超の入賞デッキシェアがあり、れんげきウーラオスVMAXをわずかに上回って、一撃・連撃のトップでした。

平均化デッキリストの経緯や説明は説明回記事にまとめています。

【シティS4】主要デッキの平均化デッキリスト (説明回)
https://note.com/ictxptcg/n/n8326f5cb1dcc

◆れんげきウーラオスVMAX

お馴染み、れんげきウーラオスVMAXの平均化デッキリストです。
ミュウVMAXを初めとした超ポケモンが強い環境ですが、持ち前のパワーの高さで入賞シェア5%をもぎ取りました。
集計に際しては、定番の組み合わせであるニンフィアVMAXは別扱いとしている点にご注意ください。

デッキコード HgQnnL-xib0OE-nLn6nL

1.サブタイプ分析


大部分がインテレオン型ですが、1デッキだけ未採用(オクタン型)がありました。
ダブルメインの構成ではガラルファイヤーV型がありますが、25%にも満たず、基本的にはれんげきウーラオスVMAX(とサブポケモン)で押し切る構成のようです。

2.特記I サポートポケモン達

少々雑多ですが、主要なサブアタッカーとサポートポケモンの採用率は上記の通りです。
チャーレムV、ナゲツケサルはベンチ狙いの基本的なカードで、イメージに違わず高い採用率を誇っています。
弱点対策のジラーチGXは採用率30%に満たず、ガラル ファイヤーVと単純に合算しても50%程度で、多くのデッキがタイプ相性以外の要素で超タイプデッキに対抗していることが伺えます。

3.特記II エネルギー構成

悪型や水型が存在するにも関わらず、基本闘エネルギーが高い採用率を誇っています。
エネルギー転送(80%)やトキワの森(23%)でのサーチや、キバナ(93%)で基本エネが重要な役目を果たすため、納得感がある結果となりました。
※採用率10%以下のエネは省略しました

4.前期までの平均化デッキ
【シティS3】れんげきウーラオスVMAXの平均化デッキリスト
【シティ アディショナル】れんげきウーラオスVMAXの平均化デッキリスト

◆れんげきカラマネロ

シティリーグ上位常連、カラマネロの平均化デッキリストです。
このデッキは構築のブレが少なく、平均を取っても違和感が全くないデッキリストになりました。

デッキコード xYc8c8-TMKtrZ-D84cDx

1.サブタイプ分析

ジメレオン型が圧倒的ですが、少数ながらチラチーノ型も入賞しています。
インテレオンは裏工作が主に使われますが、未採用のパターンも1例のみありました。(なお、クイックシューターの採用率は33%)

2.特記I CL京都準優勝のチャーレムV採用型

京都大会の決勝でチャーレムV入りのカラマネロが中継され、話題になりました。
事故もあって活躍できなかったせいか主流になりませんでしたが、シティリーグでも複数人がチャーレムV採用型で入賞しています。

3.特記II サポートの構成

れんげきのカードが必要な点、またポケモンの採用数が多いことから、他のデッキでは見かけないサポートが採用されるデッキです。
採用率90%のホミカですが、ジメレオン型に限れば採用率100%でした。チラチーノ型では、50%の採用率です。
ボスの指令、マチスの作戦は採用枚数は控えめですが、相手にするときに採用有無がプレイに影響するため、採用率を覚えておきたいですね。

4.前期までの平均化デッキ
【シティS3】れんげきカラマネロの平均化デッキリスト
【シティ アディショナル】れんげきカラマネロの平均化デッキリスト

◆ニンフィアVMAX

元々は環境主流のポケモン達(れんげきウーラオスVMAX、こくばバドレックスVMAX、悪タイプ)の弱点3竦みに対応するデッキとして注目されました。
現在はADPやはくばバドレックスVMAXなど3竦みの外にいるデッキが増えましたが、多タイプ構成の各ポケモンのスペックが高いからか、今シーズンでも9デッキが入賞しています。

デッキコード KxD8xD-I5FRlv-4cc848

1.サブタイプ分析

前シーズンと同じく、れんげきウーラオスVMAX、ガラル ファイヤーVとの組み合わせが基本です。
ファイヤー未採用の1デッキは、バシャーモVMAXとの組み合わせでした。

2.特記I エネルギーの確保

元々れんげきエネルギーでエネの確保がしやすいデッキですが、加えてガラル ファイヤーVとエネルギーつけかえの組み合わせも重用されています。
キバナの採用率も高く、相手にするときは簡単に3エネ確保してくることを前提に考えたいですね。

3.特記II 無色枠の内訳

無色タイプのポケモンはメタモンVとヤレユータンの採用例がありました。
平均化デッキでは2種併用となりましたが、実際の入賞デッキでは併用は1例のみでした。

4.前期までの平均化デッキ
【シティS3】ニンフィアVMAXの平均化デッキリスト

◆ゲンガーVMAX

一撃デッキの紹介1つ目は、相手デッキ次第で2エネで大ダメージをたたき出すゲンガーVMAXです。
色々なポケモンと組み合わされるため、平均化デッキは中途半端な構築になってしまいました。

デッキコード FVkvwV-BY8AQ7-FfVFvk


1.サブタイプ分析

基本的にヘルガーとセットで運用されています。例外の1デッキは、マニューラGX +ガラルファイヤーV、ガラル ファイヤーの構成でした。
サブアタッカー、というのが正しいのかわかりませんが、悪エネルギー共有のガラル マタドガス、または一撃ロジックを共有するジュラルドンVMAXやブラッキーVMAXと組み合わされることが多いようです。

2.特記I ポケモンサーチ

ヘルガーをベンチに並べる関係でポケモンサーチが多いと思われますが、平均は9.64枚でした。インテレオン採用のデッキと同程度でしょうか?
上記表では採用1デッキのみのカードを省略しましたが、それらを含めると9.75枚となります。

3.特記II 回復カード

ヘルガーの特性でダメカンをのせる特徴から、ゲンガーVMAXのデッキには回復カードが入ることがあります。
平均化デッキでは0枚でしたが、それは種類が分散しているためで実際の採用数は上記表の通りでした。
重複採用もあるので何とも言えませんが、回復カードの採用率は30%といったところでしょうか?

4.前期までの平均化デッキ
【シティS3】ゲンガーVMAXの平均化デッキリスト


◆ジュラルドンVMAX


強力な防御特性をもつ、ジュラルドンVMAXの平均化デッキリストです。
入賞シェアは約2%で高いと言えませんが、このデッキが存在するだけで特殊エネルギーの採用を躊躇わせる効果があり、影響力の大きいデッキです。
主要なデッキタイプが複数あるため平均化デッキは中途半端になりますが、その文サブタイプ分析に注目してください。

デッキコード xxcDc8-II3Ryg-cx8Y4a

1.サブタイプ分析

シェアの高い順に、ゲンガーVMAXと合わせた一撃ロジック型、メタルソーサーを用いる鋼型、マオ&スイレンとピッピ人形で耐久する型が存在しています。
鋼型はドータクン型が主流ですが、未採用のデッキも入賞しています。

2.特記I サブアタッカー(?)

ゲンガーVMAXを除いたサブアタッカーのトップシェアはザシアンV。メタルソーサーの採用率と一致しており、鋼型には必ず採用されるとみて良いでしょう。
ザマゼンタVも採用率高めですが、ザシアンVほどではないようです。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXはドータクン型での採用と思いますが、シーズン3では37%の採用率があったことを考えると、下火になっているようです。

3.特記II 回復カード

耐久系ポケモンなので、回復カードの採用率も高めです。
グッズよりもサポートの大回復カードの採用率が高く、ゲンガーVMAXとは異なる傾向がみられました。

4.前期までの平均化デッキ
【シティS3】ジュラルドンVMAXの平均化デッキリスト

◆集計データファイル

有料部分では小数点以下まで表示した生データと、集計対象の入賞デッキ一覧を公開しています。採用率、採用している場合の平均枚数などもわかるので、ぜひご覧ください。

記事単品でも購入できますが、マガジンで購入する方がお得ですのでご検討ください。
https://note.com/ictxptcg/m/m42b4f5d6dcdf
(データはGoogle Spread Sheetで公開しています)

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