【シティS3】ゲンガーVMAXの平均化デッキリスト
PJCS以前の3竦みの一角、ムゲンダイナVMAXと共に悪タイプを担ったゲンガーVMAXの平均化デッキリストです。
摩天パーフェクト発売以降はジュラルドンVMAXとの組み合わせも一般化して構築パターンが増えました。
平均化デッキリストの経緯や説明は説明回記事にまとめています。
【シティS3】主要デッキの平均化デッキリスト (説明回)
https://note.com/ictxptcg/n/n8a495992038a
1. 標準デッキの情報
2. 標準デッキリストの評価
平均化デッキでは、主題のゲンガーVMAXのほか、ジュラルドンVMAX、ブラッキーVMAXが1枚ずつ見られます。
構成がほぼ一定だったいちげきウーラオスVMAXと異なり、多様な使い方がされているようです。
メインポケモンの構成としては、大まかに以下の3種類でした。
(1) ジュラルドンVMAX ⇒ 44%
(2) ブラッキーVMAX ⇒ 28%
(3) ゲンガーVMAXのみ ⇒ 22%
最多のジュラルドンVMAX型は、進化前含めて平均2枚の採用でした。
ジュラルドンが主力でゲンガーがサブというわけではなく、ダブルメインかゲンガーメインの構成だと思われます。
一方で次点のブラッキーVMAXは平均2.6枚、進化前が3.2枚で、ブラッキー主力のデッキが多いと推察できます。
今回の主題、ゲンガーVMAXは平均2.5枚、進化前が3.2枚です。ゲンガーVMAXがメインであれば4:3、ダブルメインなら2:2辺りでしょうから、この平均値だとややワントップ寄りでしょうか。
なお、珍しいところでドラパルトVMAXと2種のみの組み合わせで、ブルーの探索+頂への雪道型にしているデッキがありました。個人的にとても興味を惹かれました。
サポートポケモンでは、ヘルガーの3:2が目を引きます。採用率は89%で平均枚数は2.5枚、進化前が3.4枚です。ゲンガーVMAXには基本的にセットで採用されると考えて良いでしょう。付け加えれば、ヘルガーといちげきエネルギーを共用できることが、ゲンガーVMAXに複数の組み合わせが成立する理由でしょうか。
ドロー系ポケモンは、デデンネGX(89%、平均1.3枚)、クロバットV(78%、平均1枚)、ワタシラガV(44%、平均1枚)が見られます。
グッズでは妖しいカンヅメ(28%、平均1.6枚)が目を惹きます。平均デッキ外のエール団のおうえんタオル(11%、平均2枚)もそうですが、ジュラルドンVMAXという耐久系ポケモンのためでしょうか? ヘルガーで自発的にダメカンを乗せるので、無駄になることはなさそうです。
その他、大きなおまもり(28%、平均1.4枚)を採用するデッキもありました。
主にヘルガーとのシナジーで用いられる、活力の壺は採用率55%(平均2.7枚)。ヘルガー入りのデッキでも採用しないケースがあり、ヘルガーへの依存度はデッキにより差があるということでしょう。
サポートでは、カリンの信念が50%(平均1.1年)のデッキに採用されています。同じ期間のいちげきウーラオスVMAXのデッキには採用例がないカードで、出力がやや低いことから必要性が高まっているのでしょう。
スタジアムはあくの塔が主流で、採用率66%、平均3.2枚と多めです。ドローソースでもあり、デッキの動きに深くかかわっていることが伺えます。
次点は頂への雪道で採用率は16%ですが、平均枚数が3.3枚と多いために平均化に残りました。
エネルギーでは、いちげきエネルギーの採用率が94%(平均3.9枚)で、件のドラパルトVMAX型以外ではほぼフル投入されています。
その他のエネルギーは基本悪が55%(平均2.9枚)、ハイド悪が50%(平均3.2枚)、オーロラも50%(平均3.1枚)、インパクトエネルギーが44%(平均4枚)でした。
多色エネの採用率が高いのは、ジュラルドンVMAXの鋼エネルギーをいちげきエネルギーが賄えないからでしょうか。
3. 生データ
以下の有料部分では、小数点以下まで表示した生データと対象デッキタイプの入賞デッキ一覧を公開しています。
採用率、採用している場合の平均枚数などもわかるので、ぜひご覧ください。
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(データはGoogle Spread Sheetで公開しています)
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