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【シティS5】実績から作るミノマダムの平均化デッキリスト

プレイヤーズクラブで公開されたシティリーグシーズン5(オープン)のデッキリストから、ミノマダムの平均化デッキといくつかの分析をしてみました。

バトルリージョンの発売初日にシティリーグで優勝し、話題になったミノマダム。ゾロアークの特性を活用して様々な1進化ポケモンを扱いつつ、トラッシュを増やしてミノマダムのワザのダメージを高めていくデッキです。

デッキの定義としてゾロアークを含むこととしています。一応確認したところ、ゾロアーク未採用のミノマダムは入賞ありませんでした。

集計対象にするためのデッキタイプ定義と、入賞デッキ数は以下の通りです。集計に関する基本は本体記事で紹介しています。

デッキの定義と基本情報

平均化デッキリスト

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ミノマダムとゾロアークがMAX採用なのは良いとして、ドローサポートのポケモン達が中途半端な枚数になりました。後述しますが、デッキによって少しずつ採用するポケモンが異なるせいです。

サブタイプの分析

ドロー特性ポケモンの採用率

チラチーノ、レパルダスといった「1トラッシュ2ドロー」特性の採用率が高いですが、カビゴン、ビーダルといったトラッシュ無しの特性も一大勢力になっています。

ミノマダムのデッキはシティリーグ優勝のリストが複数公開されていて、その公開リストの影響が大きいと思われます。

チラチーノ・レパルダス型 (きなこもちさん)
カビゴン・ビーダル型 (はるさん)

シェアの変遷

シェアの変遷

バトルリージョンの発売初週に入賞者が集中しており、逆に後半は入賞者がいませんでした。元々多くなかったとはいえ、不思議な感じがしますね。

これは推測ですが、中盤以降でインテレオンとの対戦が増えたのではないか、と考えています。プライズワン同士で毎ターンサイドを取り合った場合、ミノマダム側に1ターンで2体倒す手段がないのに対して、インテレオン側はクイックシューターとアクアバレットのベンチダメージがあるため、その差が厳しいのではないでしょうか。

裏工作アルセウスとのシェア比較

インテレオン利用デッキの代表として、裏工作アルセウスのシェアと比べてみました。グラフの形は前述の仮説と一致しますね。

とはいえデータ数が少ないですし、そもそも推測が合っているかもわかりません。それは違うよ、と思われる方がいたら、コメントかTwitterで教えてもらえると嬉しいです。

アタッカーの選択

アタッカー目的で入っている(と思われる)1進化ポケモンを並べてみました。

まずはミノマダムですが、すべてのデッキで闘タイプのミノマダムが2枚の構成でした。アルセウスVSTARへの警戒が顕著ですね。

グラエナも採用率100%です。ゾロアークで使いまわしできるからか、枚数は1枚のみ。

グソクムシャも採用率高め。とはいえ半分を少し超えるくらいで、標準採用とは言えないようです。

デッキタイプの統計資料

本記事の元になっている、平均化デッキリストと統計データが載った資料をGoogle Spread Sheetで有料公開しています。この記事で興味を持ってもらえたら、読んでみてください。

資料は【シティS5】実績データで調べる入賞シェアとデッキ統計 で公開したものと同じです。個別デッキの記事は返金可能の設定なので、この記事を買った後で全てのデッキを読みたくなったら、一度返金処理をして全デッキ版をご購入頂けると嬉しいです。

統計資料の見方は以下の通りです。

資料の見方

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